9月4日、シーディーネットワークス・ジャパンは「クラウド・ロードバランサ」の提供開始を発表した。
クラウド・ロードバランサは、コンテンツ配信時のWebトラフィック管理をあらかじめ設定したポリシーに沿って、ユーザーでリアルタイムにコントロールできるクラウドベースのグローバル負荷分散サービス。
同社のCDNサービスだけでなく、クラウド(IaaS)やデータセンター、自社サーバーなど他インフラとの組みあわせにおいても、柔軟・迅速・確実にトラフィックをコントロールできるという。たとえば、国内は自社サーバーから配信、海外へはCDNサービスを利用し、40%のトラフィックをクラウドサービスに割り当て、60%をCDNサービスに割り当てるといったことが可能になる。
サーバーのIPアドレスの登録や有効/無効化などの操作は、ユーザー専用サイト(カスタマーポータル)で行なえる。無効化されたIPアドレスはポリシーに反映され、ヘルスチェック機能により、登録したIPアドレスを持つサーバーのモニタリングが可能だ。