「ARROWS A 101F」は、富士通として初のソフトバンク向け端末となる。発売は7月下旬以降を予定。なお、「A」は“エース”と読む。
主要スペックを見ていくと、ディスプレーは4.3型有機EL(NEW AMOLED plus)で画面解像度は540×960ドット。CPUはデュアルコアの第4世代Snapdragonである「MSM8960 1.5GHz」。ドコモ/au向けのARROWSシリーズのフラグシップモデルは、クアッドコアである「Tegra 3」を搭載していたのに対し、本機はドコモ「REGZA Phone T-02D」とほぼ同スペック/同デザインの姉妹機と言える。
「ヒューマンセントリックエンジン」と名づけられた富士通独自のセンサー類が特徴的で「なめらかスクロール」や「スーパーはっきりボイス3」などの各種機能を搭載する。さらに端末背面には指紋センサーがあり、ロック画面の解除に指紋による認証を用いることが可能だ。
通信機能ではULTRA SPEEDによる下り最大42Mbpsの速度に対応(DC-HSPA+)。無線LANはソフトバンク夏モデルでは唯一の2.4GHz帯/5GHz帯の両方が利用できる。カメラは約1310万画素の裏面照射型CMOSである「Exmor R for mobile」を搭載する。なお、おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線通信/防水・防塵といった国内ユーザー向けの機能は全部入りである。
REGZA Phone T-02Dと同様に、ブルーレイレコーダーで録画した番組の無線LAN経由での視聴や、高解像度での録画番組持ち出しに対応するが、対応機器については今後富士通のサイト上で掲載予定である。
なお富士通では7月1日から発売までの期間、上述のサイト上で購入宣言をすることで、8月31日までに購入したユーザー全員にモバイルバッテリーをプレゼントするキャンペーンを展開する。
「ARROWS A 101F」の主なスペック | |
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メーカー | 富士通モバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 4.3型有機EL(NEW AMOLED plus) |
画面解像度 | 540×960ドット |
サイズ | 約64×130×9.9mm |
重量 | 約138g |
CPU | Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz (デュアルコア) |
メモリー容量 | ROM:8GB/RAM:1GB |
OS | Android 4.0 |
下り最大通信速度 | 42Mbps(DC-HSPA+) |
1.5GHz帯対応 | ○ |
プラチナバンド (900MHz帯)対応 |
○ |
無線LAN | 2.4GHz/5GHz帯対応 |
カメラ画素数 | リア:約1310万画素CMOS(裏面照射型)/イン:約130万画素CMOS |
バッテリー容量 | 1800mAh |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水 | ○(防塵対応) |
連続待受時間 | 約490時間(暫定値) |
連続通話時間 | 約430分(暫定値) |
カラバリ | シアン/マゼンタ/ブラック |
発売時期 | 7月下旬以降 |