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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第251回

夏の風物詩! 「網戸を上るかふか」をOM-Dで撮る

2012年05月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「かふか」が上るぞ、ってんで慌ててカメラを構えて撮影。ぐいぐい上っていくのでした。見ていると面白い(2012年4月 オリンパス OM-D E-M5)
「かふか」が上るぞ、ってんで慌ててカメラを構えて撮影。ぐいぐい上っていくのでした。見ていると面白い(2012年4月 オリンパス OM-D E-M5)

 我が家の春の風物詩がこれ(上の写真)。網戸を上る「かふか」。

 春になり、気温も上がると、窓を大きく開けて網戸にする。まあ普通のことですな。

 すると、外の匂いをかぎつけて、かふかがとことことこっとかけてきて、ぴょん、と網戸に張り付いてガシガシガシと上るのである。

 ひゃあ。それも爪をひっかけてぐいぐい上るのだ。

 最初に上ったのはまだ子猫の頃。あの頃は小さかったから「可愛いね」で済んでたけど、もうすっかり大人の猫。体重もそこそこある。いつ網戸ごとベランダに倒れちゃうんじゃないかと心配でしょうがないのだが、どうにもこうにも面白さを優先しちゃうのは人情というもの。

 でも見てるだけじゃあつまらない。今年こそは上るかふかの姿をきちんと撮ってやる、と決心したのがGW前のことだ。

 これがまた難易度が高い。以前掲載したときのように、背中から撮るのは簡単。でも、これだと顔が見えないし、迫力があまりない。

 今回は「上ってる最中」に挑戦なのだ。

 難易度を上げているのは3点。1つは「突然上りはじめ、ある程度の高さまでいったらすぐに降りてくる」こと。だから網戸上りを予測してないといけない。

 2つ目は「逆光」であること。

 3つ目は動きが高速なAFや高速シャッターが必要なこと。室内だとそれはつらい。

 1つ目はクリアできた。今年は窓を開けて網戸にしたとたん、かふかがとことことやってくるのだ。だから網戸にする前にカメラを用意しておく。

 そうすると、網戸とわたしの間にかふかがすっと入り込んで、ぐいぐいと上ってくれるのだ。でも近すぎると全身が入らず、単に網戸で爪を研いでるように見えちゃう(冒頭写真)。

 そこで超広角レンズを引っ張り出し、ハイアングルで真上から狙ってみた。

今からジャンプするぞ、という瞬間。急に伸び上がるものだからAFがちょっと間に合ってないのが残念。でもジャンプするぞって顔が撮れた(2012年4月 オリンパス OM-D E-M5)
今からジャンプするぞ、という瞬間。急に伸び上がるものだからAFがちょっと間に合ってないのが残念。でも「ジャンプするぞ」って顔が撮れた(2012年4月 オリンパス OM-D E-M5)

 だがしかし、真上にぴょんと飛び上がるのでAFが間に合わず、ピンボケになっちゃうのである。難しい。

 でもだんだんとタイミングが分かってきた。まず両腕を伸ばしてジャンプして網戸に飛びついてから上り始める。そのとき一瞬動きが止まるので、そこを狙ってピントを合わせればいいのだ。

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