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「RightScale Cloud Management Platform」の本格サービスは4月予定

RightScale採用のセルフポータル型クラウドが試験運用へ

2012年02月16日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月15日、IDCフロンティアはクラウド管理ソリューションベンダーである米ライトスケールのクラウド統合運用管理ツール「RightScale Cloud Management Platform」(RightScale Platform)へ、セルフポータル型のクラウドコンピューティングサービスの提供を試験サービスとして開始した。

 また、2月17日にはクラウドサービスをコントロール可能なAPIの試験公開も開始。RightScale Platform のマルチクラウド管理機能を通じて、提供事業者を超えた各国のクラウドサービスや、パブリック/プライベートクラウドを問わないITインフラの統制、APIを用いたプログラミングによるシステムの自動化が可能となる。これにより、インフラ構築・運用の効率化、調達コストの削減効果が期待できるという。

 RightScale Platformへの対応により、数千におよぶという世界のRightScale Platform利用者が、日本でのサービス展開におけるクラウドサービスとしてIDC フロンティアのクラウドサービスを選択できるようになる。そして、国内の利用者は、欧米・アジア各国のクラウドサービスと一括したITインフラの管理が可能となる。IDCフロンティアでは、今回の試験サービスを通じて意見をもらうことで、4月に開始予定の本格サービス提供に向けた開発に活かしたいとしている。

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