遊びからビジネスまでOK。下り最大42Mbpsの鉄板モバイルルーター
先に書いておこう。筆者は下り7.2Mbpsの「DH25HW」ユーザーだ。最近、回線速度がやっぱり遅いなぁと感じることが増えてきた。そう、こういった記事を書いていると新型がすごく欲しくなる。これから紹介する「GP02」は、DC-HSDPAに対応した下り最大42Mbpsのナイスなモバイルルーターなのだ。
「GP02」は黒いボディーで、サイズは約幅56×奥行15.5×高さ102mm、重さ約110gと手のひらサイズでかつ軽量。モバイルシーンの課題である「邪魔にならない大きさ」をクリアしている。
バッテリーはリチウムイオンで、3.7V/2200mAh。連続通信約4.5時間、連続待受約140時間。ヘビーユーザーで半日、ちょくちょくチェックする使い方なら1日大丈夫といった駆動時間だ。PCとの接続および充電用端子はmicroUSB。スマホ用にモバイルバッテリーを用意している人ならば、それを流用することで通信時間はさらに伸びるだろう。
通信速度は上記の通り、EMOBILE G4 エリアならば下り最大42Mbps(エリアによっては21Mbps)、上り最大5.8Mbpsとじつに高速。ブラウジングだけでなく、添付ファイルの確認やクラウド経由のアップ/ダウンロードも快適だ。
また、EMOBILE G4 エリア外でも下り最大7.2Mbps、上り最大3.6Mbpsと十分な速度が出る。エリア外でも速度十分という項目は大切で、EMOBILE G4 エリアは都市部から順に拡大しているため、地方や山間はまだエリア外が多い。そんなときでも十分な速度が出るのであれば、ゲームだけでなくウェブを見るといった場合も安心なのだ。
PS Vitaに接続するなら、契約は「EMOBILE G4 データプラン」一択!
通信規格はIEEE 802.11b/g/n。無線LANのセキュリティーは、WPS、WPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP64/128bitの各方式に対応。PS Vitaだけでなく、PSP、ニンテンドー3DS、ニンテンドーDSも接続OKだ。なお同時接続は最大5台まで。ゲーム機にスマホ、ノートPCといったモバイル3台構成も安心。自宅でさらにPS3から無線LANでアクセスといった場合もOKだ。
またファイルのやりとりに便利なNAS機能用として、microSDHCカードスロットを装備。microSDHCカード(32GBまで)にファイルを保存する形でPC間とのデータやりとりに利用可能。地味な機能だが、出先で急に大きいファイルをやりとりしたい場合に便利。
料金プランはとても明快。PS Vitaのネットワーク機能を最大限に利用するなら、オススメは「EMOBILE G4 データプラン(にねんM)」で、月額3880円*2。しかも購入時の支払いは0円*3だ。
また、お得といえば「GP02」を新規契約するとPS Vitaが安くなるケースが多い。PS Vita購入を悩んでいる場合は大手量販店などで該当のキャンペーンをチェックしてみよう。
*2 「高速モバイルキャンペーン(にねんM)」(2012年5月6日まで)適用時。
*3 イー・モバイル公式オンラインストアの場合。