私がAndroidスマートフォンを購入してからもうすぐ1周年を迎える。この1年、スマホによって随分と生活が変わった。まず、地図アプリを使うことで外出先で道に迷わなくなり、スケジューラーを気軽に使えるようになったことでスケジュール管理が強化され、発表会をすっぽかさずに済むようになった。
布団から出なくても(机上のPCのところに行かなくても)メールをチェックできるので、比較的頻繁に会社のメールを見るようになった。そして、スマホアプリでピザの出前を頻繁に頼むようになり、ウエストが10cm以上太くなったところも見逃せない。
もう、スマホのない生活には戻れないわけだが、今持っているスマホの唯一の難点は“遅い”こと。5MB超ぐらいのアプリのダウンロードもそうだし、アプリを起動して動作させるにしても、もたつく感じは否めない。
一方で現在のスマホの進化は激しい。まだ1年しか立っていないが、最新機種はCPUがシングルコアからデュアルコアになり、OSのバージョンが2段階(Android 2.1から2.3に)アップ。さらに、私が契約しているNTTドコモの場合はデータ通信方式が「FOMAハイスピード」(HSDPA/HSUPA)から「Xi」(LTE)に切り替わりつつある。
そんな話を聞いていると、もう買い替えの時期を迎えたのでは、ついと考えてしまう。
そこで、今回はNTTドコモが11月24日に発売した最新機種「GALAXY S II LTE SC-03D」(サムスン電子製)を実際に使ってみて、果たして本当に買い替え時期なのかを見極めたい。この年末はスマホ以外にいろいろ買いたいものがあるのだ。中途半端な機能向上なら買い替えないぞ!
最新機種の中でもハイスペックな
GALAXY S II LTE SC-03D
GALAXY S II LTE SC-03Dについてはこちらの記事で詳しく紹介しているが、簡単にスペックをおさらいすると、ディスプレーには4.5型(480×800ドット)の「SUPER AMOLED Plus」(有機EL)を搭載。
CPUにはデュアルコアの「APQ8060」(1.5GHz)を採用し、1GBのシステムメモリーと16GBのストレージ用メモリーを内蔵。この画面サイズ、CPU、メモリーの組み合わせは、ドコモのXi対応スマホの中でも最高クラスのスペックとなる。
バッテリー容量は1850mAhで、連続待受時間は3Gで約300時間、LTEで約250時間。連続通話時間は約350分(3G)となる。
本体サイズは幅69×奥行き10.8(最薄部では9.5)×高さ130mmで薄さが際立つ印象。重量は約130gだ。
GALAXY S II LTE SC-03D | |
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メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 4.5型「SUPER AMOLED Plus」 |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ |
幅69×奥行き10.8(最薄部9.5)×高さ130mm |
重量 |
約130g |
CPU |
Snapdragon APQ8060 1.5GHz (デュアルコア) |
メモリー | 1GB(RAM)/16GB(ROM) |
OS | Android 2.3 |
Xi対応 | ○ |
3G最大通信速度(下り/上り) | 14Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 | リア:約810万画素CMOS/イン:200万画素CMOS |
バッテリー容量 | 1850mAh |
テザリング | ○ |
FeliCa | × |
ワンセグ | × |
赤外線 | × |
防水 | × |
Qi | × |
miniUIM | × |
連続待受時間 | 300時間(3G)/250時間(LTE) |
連続通話時間 | 約350分 |
カラバリ | Dark Gray |