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明日発売の注目コンデジ「PowerShot S100」を徹底チェック!

2011年12月07日 12時00分更新

文● 周防克弥

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撮像素子も画像処理エンジンもチェンジ!
コンデジとしては優秀な高感度撮影

 撮像素子は1/1.7型のCMOSセンサーを採用。従来のS90/95もセンサーサイズは同じだったが、約1000万画素のCCDセンサーだった。

 画像処理エンジンも「DIGIC4」から「DIGIC5」へと進化し、最高感度はISO 6400までになった。連写機能もアップし、秒間9.6コマの高速連写も可能になっている。動画撮影もフルHDに対応している。

感度別撮影サンプル

ISO 80

ISO 80

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

 感度別に撮影してみると、ISO 1600まではノイズもほとんどなく良好な画質をキープできている。ISO 3200とISO 6400ではノイズがわずかに発生しているが、それでもコンデジとは思えないほどの低ノイズだ。

 その分、ディテールが損なわれてしまっているが、それもほんの少し。コンデジとしてはかなり優秀な高感度特性といえる。

2つのリングで高い操作性を実現

 Sシリーズは、レンズ基部に備わるコントローラーリングと背面のコントローラーホイールでマニュアル的な操作を手軽に行なうことができるのが特徴だ。

 コントローラーリングではISO感度やステップズーム、露出補正やピント調整などの操作ができる。また、背面ホイールとの組み合わせでホワイトバランスの微調整も可能だ。

マニュアル設定時は、コントローラーリングで絞り、コントローラーホイールでシャッタースピードの調整が行なえる。画面右には露出計が表示され、リングもしくはホイールを動かすと中央下部の目盛りが同期して動く

コントローラーリングの設定を「露出補正」にすると、背面の十字ボタンで呼び出さなくてもすぐに露出補正できる。設定範囲は±3段まで可能だ

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