このページの本文へ

【NEC報道資料】SIP対応IPキーテレフォン「UNIVERGE Aspire X」の機能強化を実施
~ 通信キャリアのIP電話サービス等への対応を拡大、節電機能を追加 ~

2011年07月15日 13時30分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

【NEC報道資料】SIP対応IPキーテレフォン「UNIVERGE Aspire X」の機能強化を実施
~ 通信キャリアのIP電話サービス等への対応を拡大、節電機能を追加 ~

※本リリースは、日本電気株式会社、NECインフロンティア株式会社の共同リリースです。

2011年7月15日


NECならびにNECインフロンティアは、中小規模事業所向けのSIP対応IPキーテレフォン(注1)「UNIVERGE Aspire X (ユニバージュ アスパイア エックス)」の機能強化を実施し、本年8月1日から出荷開始します。

今回の機能強化では、企業の更なる業務効率化と通信コスト削減に貢献するため、通信キャリアが提供するIP電話サービスやFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスへの対応を拡大しました。
また、インターネット電話サービス「Skype Connect」(注2)に対応し、Skypeを利用した通話を可能としたほか、任意の電話機への電力供給を停止する節電機能を追加するなど、各種機能の強化を施しています。

新たに追加・強化された機能は次のとおりです。

【1】. 通信キャリアが提供するサービスへの対応を拡大

1.NTT東日本・NTT西日本の「ひかり電話オフィスA(エース)」の収容チャネル数拡大
「ひかり電話オフィスA(エース)」(注3)の直接収容チャネル数を、従来の16チャネル/32番号から、最大100チャネル/300番号に拡張。中堅規模以上の事業所や、コールセンタなど必要回線数の多い業態にも対応。

2.KDDI ビジネスコールダイレクト」内線Cメール機能に連携
UNIVERGE Aspire Xから「KDDI ビジネスコールダイレクト」(注4)を契約したau携帯電話やPC専用web画面に対して、あらかじめ登録した定型メッセージをSMS(Cメール)で送付することが可能。通話できない状況にある相手に対して、文字メッセージで用件を伝えることができるほか、非常通報装置等の外部装置からの通報をUNIVERGE Aspire Xで受け取り、登録したau携帯電話やPC専用web画面宛てに一斉にSMS配信を行なう等の運用が可能。


【2】. 各種機能の強化

1.インターネット電話サービス「Skype Connect」に対応
Skype Connectに対応し、Skypeユーザとの通信を実現。スマートフォンやPCを用いたSkypeユーザから無料で通話ができるほか、割安な通話料金で国際拠点間の通話が可能となり、通信費の低減に貢献。また、一般の固定電話や携帯電話への通話も可能。

2.デジタル多機能電話機パワーセーブ機能の追加
あらかじめ設定したデジタル多機能電話機への給電を停止する機能を搭載。電話機の待機電力をゼロにすることが可能となり、消費電力の低減を実現。一例として、月間の消費電力を約50%にすることが可能(注5)。

3.その他の強化機能
■PCプログラミングソフトにてバックアップしたデータを基に、システムデータ設定内容を完成図書(注6)の一部として出力可能。
■ボイスメールが録音されると、あらかじめ登録したアドレスにEメールで通知することが可能。
■通信キャリア各社のFMCサービスを利用している場合、FMCサービス傘下の携帯電話から、オフィス内の内線にかかってきた電話に応答(ピックアップ)することが可能。   等


今回の機能強化によるUNIVERGE Aspire Xシステム価格の変更はありません。NECならびにNECインフロンティアは、UNIVERGE Aspire Xについて、今後1年間で20,000システムの販売を目指しています。
両社は、常に進化する通信技術・環境に対応するため、今後もUNIVERGE Aspire Xを継続強化していきます。

以上


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NECインフロンティア
ネットワーク営業事業部 ネットワーク営業推進部
電話:03-5282-5823
(土・日・祝日・年末年始を除く)
Eメール: info@kts.jp.nec.com

NEC UNIVERGEインフォメーションセンター
電話:0120-75-7400
受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00
(土・日・祝日・年末年始を除く)
Eメール: univergeinfo@usc.jp.nec.com


(注1)
音声サーバ(PBX)と同様に、企業・組織の建物構内に設置され、音声などの信号を外線から内線・内線相互・内線から外線へと接続する装置の中で、VoIP通話制御プロトコルにSIPを使用できる機種のこと。

(注2)
インターネット電話サービス「Skype」を、既存の電話システムと連携させるサービス。通常の電話機を使用してSkypeによる通話が可能になる。(110や119等の緊急回線には使用できない)

(注3)
「ひかり電話オフィスA(エース)」は、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)/西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供する、1契約で最大100チャネル・300番号を利用できる事業所向け光IP電話サービス。 (※アクセス回線により、利用可能な最大チャネル数は異なる)

(注4)
「KDDI ビジネスコールダイレクト」は、KDDI株式会社が提供する携帯電話・固定電話を問わず内線番号による通話・Cメールが可能なFMCサービス。KDDI IP電話網・au網を通じ全国規模で内線網が構築でき、内線間は通話料・Cメール送受信料が月額定額料金のみで利用できるため、通信コストの削減が可能。

(注5)
UNIVERGE Aspire Xで多機能電話機50台を使用している事業所において、内48台の電話機を、月~金曜日18:00~翌8:00および土・日曜日は終日パワーセーブを行なった場合、月間の消費電力を従来の約50%にすることが可能。ISDN4回線、多機能電話機50台のシステム構成で、平日の電話使用状態を、50台×0.2台を通話状態と仮定し、1ヶ月30日(平日22日、休日8日)の条件で、消費電力の削減率を算出。

(注6)
工事完成時の検査に際して提出するものであり、契約書、施工計画書、工事打合簿、工事履行報告、各種システム設定一覧、出来形管理関係及び品質管理関係書類、完成図、台帳関係等を綴じたもの。(業界業種によって綴じる書類内容は異なる)

* 「UNIVERGE」はNECの登録商標です

* 「Aspire」はNECインフロンティア株式会社の登録商標です

* その他記載されている会社名、製品名、サービス名などは該当する各社の商標または登録商標です。



News2uリリース詳細へ

News2u リリース詳細へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中