省電力性で選ぶなら
これらのディスプレーも要チェック!
正直、デザインという面では奇抜な部分は見られないものの、エコ機能についての工夫が施された最新ディスプレーもリリースされている。ここでいくつかご紹介しよう。
多様な映像入力に対応!
三菱電機 RDT233WX-S
LEDバックライトと応答速度3.8ms(特定階調レベル間の各応答速度の平均値)の高速IPSパネル(1920×1080ドット)を採用した23型モデル。画面の明暗に応じて最大17Wの節電を行なえる「ECO Professional」機能を搭載する。画面表面は光沢仕上げ。HDMI入力×2のほか、D5入力を搭載し、超解像技術で映像を高精細化してくれるなどAV機器との相性がいい。カード型リモコン付属。
RDT233WX-Sの主なスペック | |
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画面サイズ | 23型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | IPS |
入力端子 | DVI-D(HDCP対応)×1、HDMI×2、D-Sub15ピン×1、D5×1 |
スピーカー | 2W+2W |
サイズ | 幅545×奥行き170×高さ394mm |
重量 | 約4.4kg |
実売価格 | 3万5000円前後 |
ピボット表示機能を備えた節電モデル
NEC MultiSync LCD-EX231Wp
センサー連動の自動輝度調整と自動電源オン/オフ機能を備えた節電モデル。液晶パネルには23型のVA方式(1920×1080ドット)のものを採用。スタンドは高さ調整ができ、画面を90度回転させてのピボット表示も可能だ。
LCD-EX231Wpの主なスペック | |
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画面サイズ | 23型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | VA |
入力端子 | DVI-I(HDCP対応)×1、DisplayPort×1 |
スピーカー | ―― |
サイズ | 幅540.2×奥行き215×高さ401.3mm |
重量 | 約4.2kg |
実売価格 | 5万円前後 |
節電ユーティリティーが付属する低価格ディスプレー
アイ・オー・データ機器 LCD-AD194XB
18.5型(1366×768ドット)の液晶パネルを採用したコンパクトモデル。サイズが幅440×奥行き170×高さ353mmと小さく、設置しやすい。節電ユーティリティー「エコ番人」が付属し、PC非使用時は自動で電源をオフにできる。
LCD-AD194XBの主なスペック | |
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画面サイズ | 18.5型 |
解像度 | 1366×768ドット |
液晶パネル | 非公開 |
入力端子 | DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub15ピン×1 |
スピーカー | 1W+1W |
サイズ | 幅440×奥行き170×高さ353mm |
重量 | 約3.6kg |
実売価格 | 1万5000円前後 |
ライター山田が本音丸出しで選ぶならコレ
今回のエコ&スタイリッシュという観点で物欲をそそられたのは上の3機種だ。
スタイリッシュさではHPのL2201xがダントツだが、なにぶん入力がDisplayPort1基のみと使い勝手がもうひとつ。価格はさておき、画質面に大きな不満がないぶんこの弱点は非常に惜しまれる。
日本サムスンのS27A550Hは、自動電源オフ機能が秀逸。オフまでの時間を5/10/20/30/60分と選べるのもいい。実測消費電力量も少なく、エコ性能も機能も不満はない。ただ、パネルを斜めから見た時の発色変化は画面サイズが大きいぶん、かなり気になる。これでIPSかVAパネルだったなら、と思うほど。
ASUSTeKのML239Hは初見での印象は実は「うん、まあカッコいいかもね」という程度だった。しかし、スイーベルが可能なリング状スタンドが、実用性とスタイリッシュさを両立していることに気づくとガゼン魅力的に。工業製品としてデザインが機能になっていることはとても気持ちがいいのだ。
パネルとスタンドのジョイント部分もがっしりしていて安っぽさがないのもいい。さらに注目はお値段。ISPパネルを採用しつつも実売2万円台と割安だ。個人的にはML239Hがベストチョイスかと思う。
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