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アナログテレビで地デジを「見る」、レコーダーを使わず地デジを「録る」

教えます! 知らないと損する地デジ対策の【得】技

2011年06月30日 12時00分更新

文● アスキードットPC編集部/ASCII.jp編集部

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地デジを「見る」「録る」を1台でできる
「多機能地デジチューナー」を選択する理由

 前ページの診断テストをやってみて、「地デジ対策はこれから」という人以外も、ハッとしたのではないでしょうか。

 「2台目以降のテレビの地デジ対策を考えていなかった」、「今の録画機が地デジに対応していなかった」、「地デジ対策に、まだまだお金がかかるなんて!」……などなど、頭を悩ませる声が聞こえてきそう。

【録画機も地デジ対応じゃないと番組を録画できない】テレビを地デジ対応モデルに買い換えても、DVDレコーダーやVHS録画機はもう使えなくなることにお気づきだろうか。今後これらの機器は、これまで録りためた映像の再生以外に活用する術はない。そのため、録画機も地デジ対応にする必要がある

 そこでおすすめなのが、「多機能地デジチューナー」です。ご存じの通り「地デジチューナー」は、アナログテレビに接続して地デジの映像を視聴できるようにするアイテム。これに、さまざまな機能を付けたものが、多機能地デジチューナーなのです。

 この“多機能"の部分が、地デジ化で見落としやすい問題を解決してくれます。もっとも死角にあるのが、録画機(レコーダー)のこと。地デジチューナーを設置しただけでは、アナログの録画機が使えなくなるという問題は解決しません。

 でも、多機能地デジチューナーには録画機能が付いています。新たにブルーレイディスクレコーダーを買い直すと、かなり高くつくうえに、周辺機器が増えればさらに場所をとることにもなります。経済的かつ省スペースというだけでも“買い"なのです。

 多くの多機能地デジチューナーは別売りの外付けハードディスクをつないで録画番組を保存するタイプですが、録画の頻度に応じて容量を選べば、経済的な負担も少なくてすみます。

【ブルーレイディスクレコーダーまでそろえるとかなりの出費に!!】たとえば、地デジ対応の32インチテレビと一般的なブルーレイディスクレコーダーの両方を購入すると、10万円近い出費になる。これはけっこうな痛手! だが、録画機能が付いている多機能地デジチューナーなら、出費はその1/3以下で収まり、ずっと安上がりだ

 録画機能があるだけでも充分ですが、さらに欲張りな機能がテレビライフを豊かにしてくれます。たとえば多機能地デジチューナーを設置すれば、オンラインで映画などの映像コンテンツが好きなときに楽しめるサービスを受けられたり、パソコンが苦手な人でもインターネットをテレビ画面で見られます。さらに、デジカメ写真をテレビで閲覧できたりと、テレビが一気に便利な家電へとランクアップするのです。

 「見る」という楽しみをグンと広げて、「録る」という問題を解決する「多機能地デジチューナー」。次のページからは、その選び方とともに、おすすめモデルを紹介しましょう。

【「見る」も「録る」も多機能地デジチューナーで解決!】多機能地デジチューナーは、地デジが見られて、録画もできる一石二鳥のアイテム。図のように、別売りの外付けハードディスクをつないで、録画データをためておける仕組みだ。その他、インターネットを利用したり、テレビでデジカメ写真を見たりもできる

多才な「多機能地デジチューナー」
のおすすめポイントをじっくり検証!

 さて、「多機能地デジチューナー」がどんなものなのかを理解したら、具体的な購入モデルを検討しましょう。そこでやってきたのが、誌上の仮想店舗「どっぴー家電」のテレビ売り場! 地デジ対策に悩めるお客・阿南さんが、地デジ対策のプロ・地出路店長に、多機能地デジチューナー選びを指南してもらいます。今、店長がおすすめするモデルのくわしい機能を検証しながら、いっしょに購入の決め手となるポイントをチェックしていきましょう。

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