ソニーは、21.5型液晶搭載の一体型デスクトップ「VAIO J」の2011年夏モデルを発表した。機能強化に加えて本体色を刷新し、カラーバリエーションとして新たにホワイトとブルーを採用している。
ラインナップは、最上位モデルがインテル Core i7-2620M プロセッサー(2.70GHz)を搭載する「VPCJ219FJ/W」(ホワイト)。次いでインテル Core i5-2410M プロセッサー(2.30GHz)採用の「VPCJ218FJ/L・W・B」(ブルー/ホワイト/ブラック)が用意されている。エントリーモデルは、「VPCJ216FJ/L・W・B」(ブルー/ホワイト/ブラック)だ。
価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、VPCJ219FJ/WおよびVPCJ218FJ/L・W・Bが約17万円。VPCJ216FJ/L・W・Bは約13万円だ。発売はすべて6月11日の予定。
VPCJ219FJ/W
VPCJ219FJ/Wは、CPUとしてインテル Core i7-2620M プロセッサー(2.70GHz)、チップセットにはモバイル インテル HM65 Expressを採用。メモリーが4GB(最大8GB)、ストレージは約1TB HDDとなっている。光学ドライブはBlu-ray Discドライブだ。
ディスプレーは、最大解像度1920×1080ドットの21.5型液晶(LEDバックライト、VAIOディスプレイプラス)で、タッチパネル機能を搭載している。グラフィックス機能は、インテル HD グラフィックス 3000だ。
ネットワーク機能は、1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。インターフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×2。このほか、有効画素数30万画素のHDウェブカメラ、メモリースティック デュオ/SD対応メモリーカードスロットを内蔵している。
サイズは、最少傾斜時が幅約525×奥行き185×高さ398mm、最大傾斜時が幅約525×奥行き310×高さ366mm。重量は約9kg。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。
VPCJ218FJ/L・W・B
VPCJ218FJ/L・W・Bは、CPUとしてインテル Core i5-2410M プロセッサー(2.30GHz)を採用。ディスプレーはタッチパネル非搭載となっている。また、デジタル3波チューナー×2を内蔵している。ほかの仕様は、VPCJ219FJ/Wと同様だ。
VPCJ216FJ/L・W・B
VPCJ216FJ/L・W・Bは、CPUにインテル Celeron プロセッサー B810(1.60GHz)を採用。グラフィックス機能はインテル HD グラフィックスで、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを搭載している。
またTV機能として、地デジチューナー×2を利用できる。ほか仕様は、VPCJ218FJ/L・W・Bと同様。
VAIO・OWNER・MADEモデル
VAIO JのVAIO・OWNER・MADEモデルでは、液晶周辺のベゼル(枠)用限定カラーとしてレッド/ベージュが用意された。フレームとベゼルの色の組み合わせ計10通りとなっている。
仕様は、CPUとしてインテル Core i7-2620M プロセッサー(2.70GHz)/i5-2540M(2.60GHz)/i5-2410M(2.30GHz)/i3-2310M(2.10GHz)、またはインテル Celeron プロセッサー B810(1.60GHz)を選択可能。メモリーは2/4/6/8GB。ストレージは500GB、または1/2TB HDDとなっている。光学ドライブはBlu-ray Discドライブ/BD-ROMドライブ/DVDスーパーマルチドライブ。
ディスプレーは、最大解像度1920×1080ドットの21.5型液晶(LEDバックライト、VAIOディスプレイプラス)で、タッチパネル機能の有無を選択できる。グラフィックス機能は、AMD Radeon HD 6470M(512MB)/インテル HD グラフィックス 3000だ。
TV機能としてデジタル3波対応チューナー×2、または地デジチューナー×2を搭載可能。他仕様は、VPCJ219FJ/Wとほぼ同様。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)のみとなっている。