内部は2つのコンパートメントに分かれており、狭いコンパートメント側は、モバイルパソコンやiPadなどを滑り込ませ、ベルクロ付きのフラップで確実に固定ができる。間口20cmと12cmくらいの小物を収納できるスリットとペンホルダーも用意されている。
ジッパーは、左右からダブルでほぼ全開になる仕様で、大物の出し入れにも最適だ。もちろん、開閉の時に内部のものが脇から落ちないように、両側面には脱落防止の当て幌が用意されている。
BENで一番便利なのは、外側の片面に取り付けられている小さなジッパーポケットだ。ショルダーストラップでBENを肩にかけ右脇に抱えたときに、前にくるポケットは左手で簡単に開閉できる。携帯電話やデジカメ、二つ折り財布など、取り出しアクションが頻繁な小物収納に最適だ。
貨物用トラックの幌を素材に使用したフライターグBENは、まず2つとして同じものはなく、すべての幌は、世界中を何十万マイル走って、多くの国の空気や泥、人の手や間違いなく排気ガスにもさらされた超個性的なビューを持つプロダクトだ。
これからは日本の梅雨の雨にさらされて、道端に置かれ、歴史を刻んでいく。ビニール独特の幌の臭いだけは、抜けきるまでに少々時間が必要だが、独特の汚れや傷を“不良”と考えるのではなく、“味”と考えられる人だけに持つことが許された再生プロダクトの雄なのだ。日本の梅雨にはフライターグだ!
今回の衝動買い
アイテム:フライターグ「F77 BEN」
価格:3万円(「レツェプトデザインアンドストア」 ecute上野店にて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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