4月26日、富士通は基幹系IAサーバー「PRIMEQUEST 1000」に最新のXeonプロセッサー E7ファミリーを搭載した5モデルを追加した。新プロセッサーの搭載で、最大1.2倍の性能向上が実現しているという。
3カテゴリ、全5モデルが用意されており、1800E2/L2では1パーティションあたり、最大8CPU(80コア)を搭載できる。また、メモリの最大搭載容量も従来の1TBから2TBまで拡張した。
「PRIMEQUEST 1000シリーズ」の新モデル | ||
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モデル名 | CPU/コア数 | 最小構成価格(税別) |
PRIMEQUEST 1400S2 | 最大4CPU/40コア | 340万円から |
PRIMEQUEST 1400E2 | 最大4CPU/40コア | 740万円から |
PRIMEQUEST 1800E2 | 最大8CPU/80コア | 1180万円から |
PRIMEQUEST 1400L2 | 最大4CPU/40コア | 960万円から |
PRIMEQUEST 1800L2 | 最大8CPU/80コア | 1540万円から |
また、新たにオフコン用OSである「ASP」の搭載にも対応した。これまではWindows Server、Linuxなどのオープン系OSに加え、同社のメインフレーム向けOS「OSIV/XSP」をサポートしていた。消費電力の削減や完全鉛フリーなどを実現し、富士通スーパーグリーン製品として認定されている。
なお、従来の5モデルも、継続して販売を行なう。