3月8日、ネットスプリングは、LANアクセス管理ゲートウェイ装置「FEREC」プラットフォーム上で、Android OSを搭載したモバイル端末からのWi-FiおよびVPNによるアクセス・認証をワンタッチで可能にするクライアントソフトウェアの提供を開始した。
提供を開始するクライアントソフトウエア「SmartSignOn for FEREC Android版」は、認証ゲートウェイFEREC用のクライアントアプリケーション。アプリはAndroidマーケットから無償ダウンロードできる。
すでに昨年8月よりiPhone/iPod touch/iPadに対応(iOS4.2)したSmartSignOn for FERECの提供を開始。今回は、そのAndroid版となる。
利用には、端末機器にアプリをインストールし、初回利用時に既存のFERECアカウント情報(ユーザID とパスワード)を設定する。これにより、次回以降はワンタッチで簡単にFEREC認証が得られるという。端末がスリープなどして再認証が必要となった場合にもワンタッチするだけで認証される。
同社では、IDやパスワードの入力中に他人から画面を“のぞき見”されず、アカウント情報の漏えい防止にも役立つとしている。
また、Android版では、ログオンした時点で自動的にGoogle Chromeを起動し、管理者が設定した特定のWebページを表示させる機能を、次バージョンで付加する予定だという。