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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第17回

シンプルで使い勝手に優れた液晶一体型デスクトップPC

Lenovo C200 (1)──スタイリッシュなAtom搭載ネットトップ

2010年12月14日 11時50分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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インターフェースやネットワーク機能も必要にして十分

 インターフェースとして、本体左側面と背面にUSB 2.0×5とLAN、ヘッドホン出力、マイク入力、PS/2キーボードを備えているほか、MMC/SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/メモリースティック/メモリースティックPROの5種類のメモリーカードに対応した5in1マルチ・カード・リーダーも搭載しており、デジカメで撮影した画像データなどを簡単に取り込めるので便利だ。

背面には、USB 2.0×3、LAN、PS/2キーボードが用意されている

 ネットワーク機能としては、100Mbpsの有線LAN(100BASE-TX)をサポートするほか、IEEE 802.11b/g/n対応無線LANも搭載しており、LANケーブルを繋がずにワイヤレスでインターネットにアクセスできる。インターフェースやネットワーク機能も、必要にして十分な仕様だ。

左側面には、5in1マルチ・カード・リーダーやUSB 2.0×2、マイク入力、ヘッドホン出力が用意されている

Lenovo C200のここに注目

 コストパフォーマンスの高さが魅力!

 Lenovo C200はハードウェア構成は比較的シンプルだが、ネットサーフィンやメールチェック、文書作成といった、一般的な用途なら特に不満のないパフォーマンスを実現した液晶一体型PCである。デザインもスタイリッシュで、液晶も見やすく、キーボードやマウスの使い勝手も優れている。エントリー向けマシンとしての完成度は高い。実売価格は5万円前後と手頃なので、導入コストという意味で非常に優秀だ。

※レーダーチャートは、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果および、競合機種の原稿執筆時点での平均スペックなどを基準に編集部で独自に作成したものです。製品の特徴をつかむためにご活用ください。

Lenovo C200 (40253BJ)の主な仕様
CPU インテル Atom D525(1.8GHz)
チップセット インテル NM10Express
メインメモリー(最大) 2GB (2GB)
メモリースロット(空き) 2(1)/PC3-6400 DDR3 SODIMM
HDD容量 250GB (2.5インチ、回転速度5400rpm)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(トレイ式/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書きに対応)
ビデオチップ CPU内蔵(インテルグラフィックス・メディア・アクセラレーター 3150)
ビデオメモリー 最大256MB(メインメモリーと共有)
ディスプレー 18.5型ワイドLCD液晶パネル
解像度 1366×768ドット
通信機能 10BASE-T/100BASE-TX、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
インターフェース USB 2.0×5ほか
カードスロット 5in1メディア・カード・リーダー
テレビ機能 -
本体サイズ 幅461×奥行き167×高さ385mm
重量 約5.6kg
OS Windows 7 Home Premium 32bit 正規版
Officeソフト -
保証期間 1年間
価格 オープンプライス

 次のコーナーでは、実際の使用感を中心に紹介していく。

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