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CRMとWeb会議を融合!

ネットスイート、V-CUBEとの“クラウド連携”を実現

2010年07月23日 10時00分更新

文● 渡邉利和

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 7月21日、ネットスイートとブイキューブは、CRMとビジュアルコミュニケーションを統合した「NetSuite Connect for V-CUBE」としてサービスを開始することを発表した。アイネットが開発した連携ソリューションによって両社のクラウド型サービスを利用するという。

ネットスイート代表取締役社長 田村元氏

クラウド連携による統合型コミュニケーション

 「NetSuite Connect for V-CUBE」は、ネットスイートの開発/販売パートナーであるアイネットがNetSuiteの開発環境上で開発し、同日より販売を開始するサービス連携ソリューション。SaaS型CRM「NetSuite」と、Web会議やWebセミナーをSaaSで提供する「V-CUBE」を合わせてワンストップで提供する。

3社の連携による新しいサービスが登場

 最初に登壇したネットスイートの田村社長氏は、NetSuiteとV-CUBEの統合の意義について、「クラウド間連携ソリューションでCRMとビジュアルコミュニケーションが統合され、ユーザーに新たな価値を提供できる」とした。

 今回の連携をNetSuite側から見ると、NetSuiteのCRMによって実行される「マーケティング」-「セールス」-「サポート」という3要素からなるサイクルの時どきに応じて利用可能な顧客とのビジュアルなコミュニケーション手段が追加される形になる。

 マーケティング活動では、資料請求の受付やWebセミナーの開催などの手法がある。ここでV-CUBEを活用することで、顧客側には特別なクライアントソフトウェアなどのインストールは不要でWebブラウザだけを使ったビジュアルな対話や画面転送、チャット機能などを実現できる。セールスでも同様に、個別デモの実施やサービスの詳細説明から交渉/打ち合わせなどのさまざまな活動の際にビジュアルコミュニケーションを利用できるようになる。

連携のイメージ

 逆にV-CUBE側からこの連携を見る場合は、V-CUBE側で管理しているユーザー情報と、NetSuiteのCRMが管理する顧客情報データベースのレコードを対応づけることで、顧客管理にCRMの高度な機能を利用できるという形になる。たとえば、オンラインで開催したWebセミナーのROI分析などの機能がNetSuiteによって実現できる。

 田村氏は、ともにクラウドサービスとして提供されているNetSuiteとV-CUBEの連携を“クラウド間連携”と表現し、その意味を「オンプレミスのシステム間での連携や音プレミスとクラウドの連携とは異なり、ユーザー側ではシステム連携を実現するための負担はまったく発生せず、“使える雲の大きさが大きくなる”という形で新たな価値が生まれる」としている。

ブイキューブ代表取締役社長 間下 直晃氏

V-CUBEの原型は社内ツール

 続いて登壇したブイキューブの間下直晃社長は、もともとは米国に設立した子会社との連絡用の社内ツールとして開発したシステムがV-CUBEの原型となったことを紹介し、「既存のTV会議システムは高価すぎて導入できなかったことをふまえ、V-CUBEは安価で専用デバイスなどを必要とせず、“いつでも”“どこでも”に加えて“だれでも”利用できることを基本コンセプトとしている」と語った。こうした取り組みもあり、TV会議/Web会議市場への参入は最後発であるにもかかわらず国内市場ではトップシェアを獲得しているとした。

販売戦略を語るアイネットの常務取締役 事業統括 田口勉氏

 最後に、連携ソリューションを開発したアイネットの常務取締役 事業統括の田口勉氏が販売に関する取り組みについて紹介した。発表された価格体系は、「NetSuite connect for V-CUBE」の統合パッケージが、初期費用25万円、月額7万6000円(最小構成、NetSuite CRM+ 2ライセンス、V-CUBE セミナー 25拠点1時間利用)。

 NetSuite既存ユーザー向けには初期費用25万円、月額4万6000円(最小構成、V-CUBE セミナー 25拠点1時間利用)、V-CUBE既存ユーザー向けには初期費用20万円、月額3万円(最小構成、NetSuite CRM+ 2ライセンス)となっている。

ソリューションの価格体系

 なお、販売開始を記念し、25セット限定で初期費用25万円を無償にするキャンペーンも7月21日から半年間行なわれる。

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