6万円台から買えるリビングノート「LIFEBOOK AH520/AN」
LIFEBOOKでわかった! 真のリビングノート7ヵ条 (2/3)
2010年07月28日 17時00分更新
第3条 表示品質の高い液晶ディスプレーを備えている
ノートPCを選ぶ際のチェック項目として、液晶ディスプレーのスペックや表示品質が挙げられる。デスクトップPCとは異なり、液晶ディスプレーだけを買い換えるというわけにはいかないため、搭載されている液晶ディスプレーが自分の用途に合っているか、あるいは表示品質に問題はないかといったことを十分にチェックすべきというわけだ。これはリビングノートにおいても同様だろう。
LIFEBOOK AH520/ANが搭載しているのは15.6型ワイドのLEDバックライト付高色純度TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)で、画面サイズが大きく使い勝手はよい。特に映画などのコンテンツを再生する際、画面が大きいことのメリットは大きい。
さらに注目したいのは、液晶ディスプレーのバックライトとして、今話題のLEDが利用されている点だ。これによって消費電力を大幅に削減しているほか、水銀を使わずに製造していることから環境負荷も低い。従来使われている冷陰極管と比較して、LEDは熱くなりにくいのもポイントだ。
第4条 初心者にどこまで親切か
リビングノートとして家族全員で使うとなると、そこにはさまざまな用途や要望が生じる。こうした多様な使い方に応えられるかどうかも重要になる。
LIFEBOOK AH520/ANを見てみると、PCを便利に使うための各種ユーティリティが豊富に用意されている。特に富士通オリジナルのアプリケーションが多数用意されている点に注目したい。
たとえば「@メニュー」は、ジャンルや目的からアプリケーションを選んで起動できるランチャーで、スタートメニューを使わずに目的のアプリケーションを立ち上げられる。
また、同じくオリジナルアプリケーションの「ゆったり設定2」を使えば、画面の文字サイズやアイコンサイズ、ポインタの移動速度、キーの入力間隔などを一括で変更できる。
第5条 実用アプリは充実しているか
家族で出かける場所の地図を見たい、あるいはテレビから聞こえてきた聞き慣れないすぐに言葉を調べたいなど、幅広い用途に対応できる実用アプリケーションを備えているかどうかもリビングノートでは重要だ。
LIFEBOOK AH520/ANでは、広範な実用系アプリケーションがプリインストールされている。家族でワイワイいいながら暑中見舞いや年賀状といった季節のはがきを作成できる「筆ぐるめ」に地図ソフトの「デジタル全国地図いつもNAVI」のほか、「広辞苑第六版」から「現代用語の基礎知識2010年版」、そして学生の勉強に便利な「学研パーソナル統合辞典」まで用意されている。
この中でも意外と便利なのが辞書ソフトだ。何らかの用語を調べるといった場合、最近ではウェブブラウザでキーワード検索をしているユーザーが多いと思われるが、レスポンスや全般的な使い勝手はプリインストールされた辞書に軍配が上がる。専用のデスクトップガジェットが用意されているので、アプリケーションを立ち上げることなく検索できるのも便利だ。
そのほか、オリジナルアプリケーションで注目したいのは、デジタルカメラやビデオカメラで記録した内容をパソコンに簡単に取り込める「マイフォト」だ。SDメモリーカードやUSB端子を介してデジタルカメラ/ビデオカメラを接続すると、自動的に写真や動画を取り込んでくれるという機能で、手軽に使えるのが特長となっている。