7月5日、GMOインターネットは、「GMOアプリクラウド」を発表。8月上旬より開始する。また、5日より先行申込み受付を開始した。
GMOアプリクラウドは、GREE、mixi、モバゲータウンといった主要プラットフォームでのソーシャルアプリ公開に最適化されたサーバー環境を提供するサービス。特長は以下の通り。
- アプリの公開に必要なスペックをパッケージ
- ソーシャルアプリの公開に最適な組み立てを実現する6つのサーバープランを用意。アプリ向けインフラに特化して設計することで余計なコストを排除。従来のクラウド環境に比べワンランク上のリソース量と拡張性(1契約あたり200台以上並列可)を備える。これによりソーシャルアプリ運営者は、必要以上にシビアなパフォーマンスチューニングをすることなくアプリの開発に専念できるとしている。
- 初期費用一切なしの価格体系
- 初期費用は一切不要。6つのプランとデータ転送量に応じた料金設定となる。また最低利用期間もなく、納品は最短2営業日。導入が必須となるロードバランサーも無料で提供する。
- 10Gbps共有回線が標準
- 回線に遅延が発生すると、多くのプラットフォームではそのアプリ自体がメンテナンス扱いとなり機会損失となる。これを防ぐため、国内データセンターに10Gbpsの高品質回線を用意している。
- 準備期間完全無料、さらに公開後も4日間20台無料
- サーバー環境納品後、アプリの公開まで(最大14日間)は料金が発生しない。また、トラフィックが見込みにくい公開直後の4日間、Web用プラン「タイプXS」を最大20台無料で用意。アプリへの集客の要となる「新着枠掲載」時のユーザー確保を最大化できると同時に、以降の無駄な投資を抑えることができる。
- アクセス解析ツール
- アプリ向けパラメーターに特化した、独自開発のアクセス解析ツールを無料で提供。
- クラウドとしての基本機能
- 独自開発のコントロールパネルから、サーバーの追加・削除やロードバランサーの設定が可能。仮想サーバーでは、サーバーイメージの保存やその展開(コピー)に加え、アプリ・各種設定ファイルの配布機能も標準装備し、急な拡張や頻繁なアプリのアップデートにも迅速な対応ができる。
用意されるプランと利用料金は以下の通り。