GUI部品を配置する
続いて、ダイアログ上にGUI部品を配置します。前回作成した画像フィルターは、画像のキャンバス上にドット(点)をランダムに表示するものでしたので、描画するドットの数を入力するテキストフィールドと、フィルター処理を開始するためのボタンを追加しましょう。
Bridgeでは以下のGUI部品が用意されています。ここではこのうち、「編集可能なテキストフィールド」「ボタン」を使います。
Button | ボタン |
IconButton | アイコンボタン |
Image | 画像 |
StaticText | 固定文字 |
EditText | 編集可能なテキストフィールド |
Checkbox | チェックボックス |
RadioButton | ラジオボタン |
Progressbar | プログレスバー |
Slider | スライダー |
Scrollbar | スクロールバー |
ListBox | リストボックス |
DropDownList | ドロップダウンリスト |
TreeView | ツリービュー |
ListItem | リスト項目 |
FlashPlayer | Flash表示 |
まずボタンから配置してみましょう。GUI部品はダイアログウィンドウのadd()メソッドを使って追加します。add()の第1引数には配置したい部品の種類を指定します。ボタンの場合は"button"です。第2引数はGUI部品の表示位置を[top,left,right,bottom]の配列形式で指定します。第3引数はボタンに表示する文字です。
ここまでをまとめたのがサンプル02です。
●サンプル02
#target "Bridge"
var dlg = new Window("dialog", "ランダムピクセル描画フィルタ設定ダイアログ", [100, 100, 400, 300]);
dlg.btn = dlg.add("button", [20, 160, 280, 180], "実行"); // (20, 160)-(280, 180)にボタンを表示
dlg.show();