![]() |
|---|
「GXR」がコンパクトデジタルカメラとしては卓越した性能を持っているのがわかってきた今日この頃。
しかし、このスタイルからまず飛び込んでくる「スナップに向いてるデジカメ」という印象が、実際に使っているとあまり感じられない。なぜだろう?
「フルプレス スナップ」の使いどころ
あぁ、なるほど、と思ったのが、先日舞台の稽古場を撮影しに行ったときのこと。GXRも当然一緒に持ち込んで使用してみたが、普段使っているデジタル一眼レフとは雲泥の差のAFスピードとシャッターレリーズタイムラグ。
望遠は一眼レフで、引いた絵はGXRでと考えていたのだが、GXRがAF動作をしている間に役者はどんどん動いてしまう。ほとほと困り「これならいっそマニュアルフォーカスでピント位置を固定してしまったほうがよっぽどいい」と思った。が、次の瞬間、ある設定のことを思い出した。
それは「フルプレス スナップ」及び「スナップ時フォーカス距離」の設定だ。おそらくリコーユーザーであれば以前から当然のことなのかもしれないが、筆者的にはこの設定が何を指すのかはわかっても、ソレがどう役に立つのかまでは頭に浮かんでは来なかった。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| 「フォーカス」の設定で「スナップ」を選択。次に「スナップ時フォーカス距離」で距離を設定しておく | ||
![]() | 「スナップ時フォーカス距離」はメニュー画面からでなくても、「マクロボタン」を押しながら「アップダウンダイヤル」によっても距離の設定変更ができる |
|---|
フルプレススナップは、シャッターボタンを全部押し込むことでAF動作をスキップし、即座にレリーズする機能。その際のフォーカス距離をスナップ時フォーカス距離として事前に設定しておける。
「ああそうか、スナップするのにいちいちピント合わせてるよりも、ピントは固定して絞り込んでしまえば被写界深度に任せられるから、あとはフレームだけ決めてシャッター押しちゃえばいいんだ」ということである。
レンジファインダーカメラというか、それこそバルナック型ライカあたりの、ピント合わせとフレーミングが別体になったようなカメラを使っていた人たちのスナップの技法を使うための設定だった。
もともとセンサーサイズも小さく広角の画角をもっている「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」(以下S10)であれば十分に役に立ちそうだ。
この特集の記事
- やっぱり必要!? レンズユニット「A12」を徹底検証!
- 「GXR」と「GRDIII」「GX200」の画質に違いはあるのか!?
- GXRのマクロレンズユニット「A12」は必要か?
- 発想の転換!? ユニット交換式カメラを買ってみた!

















