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感動再び 「フランダースの犬」がiPhoneで読める

2009年12月17日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソフトバンク クリエイティブは17日、iPhone/iPod touch向けアニメコミック「フランダースの犬」シリーズの提供を開始した(iTunes Storeで見る)。価格は各115円で、1話前編のみ無料。

フランダースの犬。セルシスとボイジャーが提供する電子書籍配信ソリューションを利用して作られたとのこと

 「フランダースの犬」は、「世界名作劇場」シリーズのいち作品として、フジテレビ系列放送局で1975年1〜12月に放送されていたタイトルだ。

 今回のアプリは、携帯電話向けに提供しているアニメコミックをiPhone/iPod touch向けに最適化したものとなる。全52話の各1話を前編と後編に分けて、合計104のアプリとして配信していく。現在、App Storeには1〜3話が登場しており、4話以降は毎週4アプリずつ追加する予定だ。

フランダースの犬 1870年頃のベルギー・フランダース地方に、絵を描くのが得意な少年ネロと祖父ジェハンが貧しいながらも人々の好意に助けられながら暮らしていた。ある日、ネロは金物屋の主人に捨てられた荷車引きの犬パトラッシュを道端で助け、家に連れて帰り一緒に暮らすことにする。元気になったパトラッシュは牛乳運びの仕事を手伝い、いつもネロと一緒に過ごすようになった。しかしジェハンは無理がたたり過労で亡くなってしまい、ネロはたった一人きりになってしまう。貧しいネロに世間の風当たりは厳しく、願いだった絵のコンクールにも落選してしまい、とうとうネロはパトラッシュと共に訪れた教会のルーベンスの絵の前で静かに天に召されていくのだった。


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