ついに発売! VMware Fusion 3、10の注目機能
2009年11月01日 13時58分更新
文● 田中俊光
3.Windows 7ゲストに対応し、Aeroも動く
Windows 7対応は、今回、最も注目を集めている機能といえるかもしれない。バージョン3ではビデオドライバーがWDDM(Windows Display Driver Model)に対応し、ゲストOSがWindows 7/Vistaのときに、Aeroインターフェースの動作が可能になった。
ただし、Intelの内蔵ビデオ回路(GMA 950およびX3100)を搭載したMacでは、Aeroインターフェースは動作しない。また、ユニティ表示でAeroインターフェースを動作させるには、以下のハードウェアが推奨されている。
- CPU:Core Duo 2.2GHz以上
- GPU:NVDIA GeForce 8800 GT、ATI Radeon HD 2600以上
- グラフィックスメモリー:256MB以上
- ホストシステムメモリー:2GB
- ゲストへの割り当てメモリー:1GB
なお、ゲスト上での3Dグラフィックスのアクセラレーションは、Windows 7/VistaゲストのWDDMドライバーでOpenGL 1.4およびDirectX 9.0EX対応、Windows XPゲストのXPDMドライバーでOpenGL 2.1およびDirectX 9.0c対応となっている。OpenGLアプリケーションを使うときは、ゲストOSをWindows XPにするといいだろう。
 | 切り換えるウィンドウを立体的に表示する「フリップ 3D」やWindows 7の新機能である「Aeroプレビュー」などの機能が利用できる |
 | 余談だが、ユニティ表示でAeroインターフェースを使用した場合、ウィンドウの下に透けて見えるのはMac OS XのデスクトップではなくWindowsのデスクトップだ。「ごみ箱」が透けて見えているのが分かる |
4.さらに高まったWindowsソフトとMac OS Xの親和性
ユニティ表示では、Windowsアプリケーションの名前と通知領域のアイコンがメニューバーに表示されるようになった。また、表示モードに関わらず「アプリケーションメニュー」がメニューバーに追加され、Windowsアプリケーションを起動できるようになった。
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| ユニティ表示では、MacのアプリケーションのようにWindowsアプリケーションの名前がメニューバーに表示される |
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| 同じくユニティ表示では通知領域のアイコンがメニューバーに表示され、それぞれの機能にアクセスできる。Windows 7で通知領域のすべてのアイコンを表示するには、タスクバーの「プロパティ」から通知領域のカスタマイズを選び、「タスクバーに常にすべてのアイコンと通知を表示する」のチェックをオンにすればよい |
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| 「アプリケーションメニュー」はWindowsアプリケーションを起動するだけでなく、表示モードの切り替えや、仮想マシンの操作も行なえる。使いたいアプリケーションが表示されていない場合はメニュー下部の「アプリケーションメニューの設定」から追加しよう。本メニューはFusion停止時にも表示されるが、Fusion実行中のみ表示するように設定することもできる |
5.プレビューウィンドウとフルスクリーンタイトルバー
表示モードに、仮想マシンの画面全体を小さなウィンドウとして出す「プレビュー」が追加された。また従来、フルスクリーン表示において、マウスカーソルをウィンドウ上端に動かすとFusionのメニューバーが表示されていたが、ゲストOSのメニューと干渉して使いにくい場合があった。バージョン3では、フルスクリーン表示中に小型のタイトルバーを出すように変更している。
 | OSインストールなど時間のかかる作業中は仮想マシンのウィンドウをドックに格納し、プレビューウィンドウで状況をチェックすることができる |
 | タイトルバーは上下左右の任意の位置にドラッグして移動できるため、ゲストOSの操作と干渉することがない |
6.マルチコアCPUに対応
仮想プロセッサーのサポートは、従来「複数のプロセッサー」として実装されていたが、バージョン3ではParallels Desktopと同様に「複数のCPUコア」として実装されている。使用できる仮想プロセッサーの数が最大4個なのは従来と同様だ。
 | マルチコアCPUとして実装されたため、1個のCPUにしか対応していないWindowsのホーム系エディションでも、複数のCPUコアを利用できるようになった |