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ペンタの意欲的デジイチ「K-x」に触る!

2009年10月15日 12時00分更新

文● 小林 伸

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 ペンタックスからなかなか面白いデジタル一眼が16日に発売となる。ボディーカラー20色、5色のカラーグリップと組み合わせることで100通りのカラーバリエーションを持った「K-x」である(関連記事)。今回、製品版前の試作機を借りることができたので、まずはその外観や使い勝手などを報告して行こうと思う。


サイズは「k-m」と変わらず

16日に発売されることが正式に発表されたペンタックス「K-x」。16日にはレギュラーカラーのブラックとホワイト。翌17日よりレッドが販売開始される。他のカラーバリエーションについては受注販売となる。「DA L18-55mmF3.5-5.6AL」付属のレンズキットは7万円前後

16日に発売されることが正式に発表されたペンタックス「K-x」。16日にはレギュラーカラーのブラックとホワイト。翌17日よりレッドが販売開始される。他のカラーバリエーションについては受注販売となる。「DA L18-55mmF3.5-5.6AL」付属のレンズキットは7万円前後

 同社のラインナップには「K-m」という入門機が存在していた。K-xはその後継機ということになるのだろう。しかし、入門機とはいえ想像以上にスペックアップされており、単純に入門機=初心者向けと言い切れないくらいの基本性能を備えたモデルだ。

幅122.5×奥行き67.5×高さ91.5mmとすべての寸法が従来機K-mと同一。唯一違うのは約10gほど軽くなった重量のみ

 外観を見てみると、ボディサイズはベースとなったK-mとまったく同じ。重量のみ約515g(本体のみ)と10gほど軽量になった。ダイヤルやボタンの位置や数もK-mと同一で、ボディ製造の金型は同じものを使用していると簡単に想像できる。

「グリーンボタン」

ダイヤルの右後方に設置された「グリーンボタン」

「グリーンボタン」の設定はデフォルトでは写真のようになっているが、設定を変更できるようになっているのは従来のK-mと同様。RAWモードへの一発変更ボタンや他の機能などへ変更することができる

 目立った変更点としては、シャッターボタン近くにあるボタン。K-mでは「ヘルプボタン」だったが、K-xでは「グリーンボタン」として各種機能を登録して1ボタンで呼び出せる。

本体上面(左)と背面(右)。K-mと比較して微妙にボタン配置が異なっている

 モードダイヤルには新たにムービー撮影用のアイコンが加わり、背面の操作系ボタンは、K-mで「INFO」ボタンだったのが「ライブビュー」(LV)ボタンに変更された。そのため「INFO」「MENU」それぞれの機能は1つずつ下のボタンへと割り当てなおされた。しかし、ボタン点数自体は変わっていないので「削除」用のボタンは押し出される格好でボディ左上にある内蔵フラッシュポップアップボタンと兼用するように変更されている。

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