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WiMAXフォーラム認定書籍『インプレス標準技術教科書シリーズ WiMAX教科書』を発刊

2008年07月15日 14時00分更新

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WiMAXフォーラム認定書籍『インプレス標準技術教科書シリーズ WiMAX教科書』を発刊

 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手掛ける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、本邦初の本格的なWiMAX(ワイマックス)の解説書であり、WiMAXフォーラムの認定書籍である『インプレス標準教科書シリーズ WiMAX教科書』を、7月16日(水)に発売いたします。

 WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、マイクロ波よりも低い周波数帯におけるワイヤレス・アクセス・システムのことで、2007年10月にITU(国際電気通信連合)のIMT-2000標準規格として承認されました。
 日本においても、2007年12月にモバイルWiMAXの全国バンドの事業者が認定され、2009年には2.5GHz帯のモバイルWiMAXのサービスが開始される予定となっています。
 本書は、WiMAXについて国内で初めて出版される本格的な解説書で、WiMAXの技術と標準を熟知した国内外の専門家によって執筆されました。さらに、WiMAXのシステム・プロファイルを規定し、WiMAXの規格に準拠した機器の仕様適合性や相互運用性試験を行い、認証する機関である「WiMAXフォーラム」の認定書籍となっています。

 このような最新情報を体系的に整理してまとめられた本書は、WiMAXのシステムや製品、あるいはアプリケーションの開発技術者はもちろん、今後WiMAXに関連する事業をはじめようとしているビジネスマンにも、必読の一冊となっています。


【『インプレス標準教科書シリーズ WiMAX教科書』概要】
編著者: 庄納 崇〔インテル(株)〕
発売日: 2008年7月16日
仕 様: B5判/416ページ
定 価: [本体4,700円+税]
発 行: 株式会社インプレスR&D
発 売: 株式会社インプレスコミュニケーションズ
I S B N: 978-4-8443-2592-5

<主な目次>
●本書へのメッセージ1
「今日のモバイル・インターネットの期待に応えるWiMAX」
ロナルド・レズニック 〔WiMAXフォーラム 代表 兼 議長〕

●本書へのメッセージ2
「WiMAXの土台となっているIEEE 802.16標準」
ロジャー・マークス(博士)
〔ネクストウェーブ・ワイヤレス 業界関係担当上席副社長/IEEE 802.16ワーキング・グループ 議長〕

●本書へのメッセージ3
「オープンな無線ブロードバンド・アクセスを実現するWiMAX」
齊藤 忠夫 〔東京大学名誉教授/WiMAXフォーラム日本オフィス 代表〕

●本書へのメッセージ4
「インテルにとって不可欠な真のモバイル・ブロードバンド・ネットワーク‘モバイルWiMAX’」
ショーン・マローニ
〔インテル コーポレーション 主席副社長 兼 最高セールス&マーケティング責任者〕

第1章 
 Q&Aで学ぶWiMAXの基礎知識
第2章 
 802.16標準規格とWiMAXプロファイル
第3章 
 モバイルWiMAXの物理層(その1)
 ―スケーラブルOFDMAとWirelessMAN-OFDMA無線インタフェース―
第4章 
 モバイルWiMAXの物理層(その2)
 ―WirelessMAN-OFDMA無線インタフェースのフレーム構成とモバイルWiMAXの最大伝送速度―
第5章 
 WiMAXにおける誤り訂正符号 ―シャノン限界からターボ符号/LDPC符号まで―
第6章 
 モバイルWiMAXにおけるマルチアンテナ技術 ―MIMO/STCからAAS/BFの仕組みまで―
第7章 
 モバイルWiMAXのMAC層(その1) ―MACフレームの構成からネットワーク・エントリーまで―
第8章 
 モバイルWiMAXのMAC層(その2) ―モビリティのサポート―
第9章 
 WiMAXのネットワーク・アーキテクチャ
第10章 
 WiMAXにおいてマルチホップ・リレーを実現する802.16j
第11章 
 802.21による異種メディア間ハンドオーバー
第12章 
 WiMAXの周波数割り当てとIMTとのかかわり
 ―IMT-2000(3G)からIMT-Advanced(4G)への展開―
第13章 
 WiMAXの周波数共用検討 ―日本の2.5GHz帯を中心に―
第14章 
 WiMAXの機器認証 ―WiMAXフォーラムによる相互運用性の担保―


【執筆者一覧(敬称略・アルファベット/五十音順)】
■執筆者
Bong Youl Cho 〔Intel Korea Ltd.〕 大場 義洋 〔Toshiba America Research, Inc.〕
Chulsik Yoon 〔ETRI(韓国電子通信研究院)〕 齊藤 研次 〔UQコミュニケーションズ(株)〕
Hassan Yaghoobi 〔Intel Corporation〕 庄納 崇 〔インテル(株)〕
Prakash Iyer 〔Intel Corporation〕 中村 道春 〔(株)富士通研究所〕
赤田 正雄 〔モトローラ(株)〕 松嶋 敏泰 〔早稲田大学〕
大鐘 武雄 〔北海道大学〕 要海 敏和 〔UQコミュニケーションズ(株)〕

■執筆協力
Lee Doo Hwan 〔東京大学〕
小川 恭孝 〔北海道大学〕
竹井 淳 〔インテル(株)〕

■協力
WiMAX Forum
日本電気(株)
中村 哲也 〔NTT Multimedia Communications Laboratories, Inc.〕
桝田 孝一郎 〔(財)テレコムエンジニアリングセンター〕


【本書の販売方法】

・全国の書店、書籍・雑誌取り扱いの量販店、およびWeb書店による販売
・インプレスR&Dストアによる直接販売
http://direct.ips.co.jp/impressrd/
お問い合わせ先:インプレスカスタマーセンター(営業時間 10:00-17:30 土日、祝祭日を除く)
〒102-0075 東京都千代田区三番町20
TEL:03-5213-9295 FAX:03-5275-2443 電子メール: sales@ips.co.jp
________________________________________

【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/

インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、IPv6関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。

【インプレスグループ】 http://impress.jp/

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
________________________________________

【本件に関するお問合せ先】

株式会社インプレスR&D 担当:村田、竜口
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地 TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018 電子メール:im-info@impress.co.jp、URL: http://www.impressRD.jp/

株式会社インプレスホールディングス 広報担当
Tel: 03-5275-9010 / E-mail: release@impressholdings.com
URL:http://www.impressholdings.com/


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