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Googleマップ待望の新機能「ルート案内API」の使い方 (2/3)

2009年07月08日 14時00分更新

文●藤本 壱

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ルート検索APIの便利な機能

 ルート案内APIには、ほかにもいろいろな機能があります。主な機能を2つ、紹介しましょう。


●複数地点を経由するルートを表示する

 ルート案内APIでは、2点間のルートだけでなく、複数地点(最大で25箇所)を経由するルートも表示できます。複数地点経由のルートを表示する場合には、GDirectionsオブジェクトの「loadFromWaypoints」メソッドを使って以下のように書きます。各地点は、住所の文字列、緯度/経度をコンマで区切った文字列、あるいは GLatLngオブジェクトで指定できます。


GDirectionsオブジェクト.loadFromWaypoints(
    [ 1番目の地点, 2番目の地点, ……, 最後の地点 ],
    { locale: "ja_JP" }
);


 たとえば、前のページで紹介したサンプル(西新宿からアスキー・メディアワークスまでのルート表示)を、東京駅→東京タワー→六本木ヒルズに移動するルートに変更するには、loadメソッドの代わりに以下のように書きます。


directions.loadFromWaypoints(
    [ "東京駅", "東京タワー", "六本木ヒルズ" ],
    { locale: "ja_JP" }
);


 実際にページを書き換えた動作サンプルは、筆者のWebサイト(http://www.h-fj.com/ascii/gmap_route/sample2.html)で確認できますので参考にしてください。

Google Maps ルート検索API

複数の地点を経由するルートを表示した例


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