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Twitter活用ツールのオススメはコレだっ!【Windows編】

2009年07月18日 12時00分更新

文● 湯浅顕人

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 短い文章を投稿し、ユーザー同士で閲覧しあうサービス「Twitter」。

 好きなときに好きな文章(つぶやき)を書き込むだけのサービスだが、チャット(メッセンジャー)よりも広い範囲の相手とやりとりでき、ブログよりも手軽に書き込めるという特性から、日本でもユーザーが拡大しつつある。

 現在では単なる日常の「つぶやき」だけでなく、企業や政治家の広報活動や、ジャーナリストの情報発信などにも使われるようにもなってきた。

 ウェブサービスであるTwitterは、基本的にはブラウザでアクセスして利用することになっているが、使いこなすためには発言の読み書きを補助したり、ユーザーや発言を整理してくれたりするツールがあると便利だ。そこで今回はWindowsで使えるTwitter用おすすめツールを紹介しよう!


Twitterを最大限に活用するなら
多機能な「Tween」

 最初に、Twitterクライアント「Tween」を紹介しよう。Tweenのいいところは、新着メッセージをポップアップ表示したり、発言をキーワードごとに分類するなど多機能でも、基本的な使い方がシンプルな点。説明を読まずにいきなり使い始めることができる。

 起動してアカウントを登録すると、メイン画面には現在のタイムラインが表示される。下部には入力欄があるので、「つぶやき」はそこに書き込んで「POST」ボタンをクリックすればいい。タイムライン上の発言をクリックして[Ctrl+R]キーで返信ができ、URLを書き込んだ場合は[Ctrl+L]キーで短縮URLにできる。

現在のタイムラインが表示されるメイン画面。発言をクリックすると、その発言の全体が下部に表示される。その下の空欄が、自分の発言を入力して送信する欄。「既読・未読」「片思い(一方的にフォロー)」なども色分けでわかる

他人の発言を右クリックすれば、「@をつけての返信」や「ReTweet(引用)」など、数多くの機能を使うことができる

発言やダイレクトメッセージは定期的にチェックされ、ポップアップ表示させることもできる

 基本的な使い方は以上。1つの発言が1行で表示されるため多くの発言を一覧表示できるというメリットがあるし、「名前」「取得日時」などの項目名をクリックすれば、同じ人の発言だけをまとめたり、取得日時の古い順に並べるといった使い方もできる。これだけでも便利なのだが、Tweenの本領は「タブ」を利用した発言の分類だ。

 フォローしている人が増えると、注目している人の発言が、ニュース系のような更新頻度の高い発言に埋もれてしまうことがある。そのとき、タブを切り替えることで特定の発言だけを表示できるのだ。

 たとえば新製品のリリースが知りたければ「発売」または「発表」が含まれる発言だけを表示するタブを作ればいい。「Aさん」と「Bさん」の議論を追いたければ、この二人の発言だけを表示するタブを作ることもできる。

 便利なのは、タブを「排他」にも利用できるということ。たとえば、Recentタブ(フォローしている人全員の発言を表示するタブ)が、朝晩に「おはよう」「ただいま」という挨拶で埋め尽くされて困るといったときは、そうした挨拶だけを表示するタブを作り、「Recentタブからは除く」設定にしておけばスッキリする。

通常のタイムライン(「Recent」タブ)から「あいさつ」を除く設定。条件は複数設定でき、正規表現も使えるので「こんばん(は|わ)」のように表現の揺れを考慮した指定も可能

「あいさつ」だけが表示されたタブ。「Recentから移動する」にチェックを入れることで、ここに表示された発言はRecentタブには表示されなくなる

 Tweenの意外な特徴は、TwitterのAPIを利用していないこと。簡単にいえば、人間と同じく「ウェブ上のタイムラインを読み取る」という方法で取得していることだ。そのため、タイムラインの更新頻度といった制限を受けずに使えるのだ(だからといってむやみに頻繁な更新はしないこと)。

ソフトの情報

名称:Tween
URL:http://tween.sourceforge.jp/
作者:Kiri_Feather

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