業界を揺るがすフィルタリングの是非
昨今、携帯電話でのインターネット利用で話題となっているのは、問題のあるコンテンツのフィルタリングである。
携帯電話対応のWebサイトが増えるとともに、未成年の利用者数が大幅に拡大した。したがって、近年では誰でも公開されているコンテンツにアクセスできるという状況が大きな問題となっている。出会い系サイトなどでの出来事を発端にした事件が多発しているからである。そこで、通常のコンテンツと問題のあるコンテンツを、データベースに記録されたURLを基に振り分けて、アクセス制御をかけるフィルタリングが導入されることとなった(図5)。データベースは、専門の業者が管理を行なっており、オペレータが目視などで問題があるサイトかどうかを判断する。
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| 図5 携帯電話での有害サイトのフィルタリング |
こうしたフィルタリングは従来、企業のインターネット利用の制限で用いられていた。これを通信事業者でもやってもらおうというのが、総務省や東京都を始めとした自治体の方針である。ただし、SNSや出会い系などのコミュニケーションサイトや政党サイトなど、有害かどうかの判断は難しいため、一律な規制に問題があるのも事実だ。
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