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WWDC 2009 総力レポート ― 第9回

まとめて読むiPhone 3G Sの魅力 WWDC 2009基調講演【後編】

2009年06月11日 22時55分更新

文● 宮本朱美、写真●伊藤有/週刊アスキー編集部

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iPhone 3G S
基調講演のトリは、WWDC前からウワサされていた新型iPhone「iPhone 3G S」だった

 前編中編に引き続き、後編では新型iPhoneの機能について細かくフォローしていこう。


5万本という圧倒的なアプリ数

 iPhone OS 3.0の紹介後、スピーカーはCCOのティム・クック氏から上級副社長のフィル・シラー氏にバトンタッチ。

 シラー氏は、「The phone that has changed phones forever.」(iPhoneは電話の世界を一新した)という米Time誌の言葉を引用し、全世界の携帯電話によるインターネット閲覧の使用率において、iPhoneが3分の2という圧倒的シェアであること(次点はアンドロイドで、全体の1割)、アプリの数はアンドロイドが4990点、ノキアが1088点、ブラックベリーが1030点だが、iPhoneは5万本もあることを強調した。

全世界における、ケータイウェブブラウザーの使用率。iPhoneが65%と圧倒的使用率を示している。次点はAndroidの9%「iPhoneが出るまでは、チマチマしたボタンを押して操作するケータイの使いにくさにフラストレーションを感じていました」とアピールするシラー氏

 そして発表されたのが、iPhone 3G Sだ。


SはスピードのS! JavaScriptは「3倍速い」ぞ

「iPhone 3G Sは、最速のiPhone。名称に付く『S』は『SPEED』の頭文字。デザインは昨年発表したiPhone 3Gと同じですが、中身はまったく別物です」と、iPhone 3G Sがどのくらい速いかを、さまざまな操作を引き合いに話している。

 JavaScriptの実行速度は、iPhone OS 3.0をインストールしたiPhone 3Gより3倍速くなったという。3D描画エンジンに「OpenGL ES 2.0」を採用し、より高度な3Dゲームも動くようになった。さらに従来より高速な通信網である7.2Mbps HSDPAにも対応した(ソフトバンクモバイル広報によれば、国内でも7.2Mbpsでの通信が可能という)。

iPhone 3G S外観
iPhone 3G Sのデザインは、iPhone 3Gとまったく同じ。背面のロゴの色が違うくらいだ
スピードが特徴
iPhone 3G Sの最初の特徴はスピード
スピードが特徴
CPUなどの具体的な数値は発表されなかったが、SMSの起動が2.1倍、ゲーム「SimCity」の起動が2.4倍、メールに添付されたExcelファイルを開くのが3.6倍、ウェブブラウザーでNew York Timesを開くのが2.9倍高速化するという
ウェブアプリに欠かせないJavaScriptの実行速度も速い。iPhone OS 3.0は、従来の2.2.1に比べて約3倍速くなった。さらにiPhone 3G Sはハードウェア的に強化されているため、約6倍も高速だ
iPhone 3Gの2倍OpenGL ES 2.0をサポート7.2Mbps HSDPAにも対応

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