このページの本文へ

ソニー、パナ、パイオニアのイチオシ機種を徹底チェック

PS3よりいい!? BDプレーヤー3機種比較

2009年06月01日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

普及価格帯ながら本格的な機能を備える
パイオニア「BDP-320」

「BDP-320」の本体正面

「BDP-320」の本体正面。BDP-S350と同じく正面には端子類などを搭載しない

本体背面。USB端子を搭載する

本体背面。USB端子を搭載する

 プレーヤーだけで5モデルと幅広いラインアップを展開するパイオニア。BDP-320はそのミドルクラスに位置するモデル。48bit Deep Color出力対応や、同社独自のジッターレス伝送により、CDの音をより高音質で楽しめる「PQLS 2chオーディオ」など、上級モデルの高画質・高音質機能を受け継いでいることが特徴だ。

BDP-320のメニュー画面。動画・静止画・音楽ファイルを再生する「ホームメディアギャラリー」と本体設定の操作が可能

BDP-320のメニュー画面。動画・静止画・音楽ファイルを再生する「ホームメディアギャラリー」と本体設定の操作が可能

 プレーヤー側でディスクを再生すると、接続したテレビの電源が入り、入力も切り替わる「スマートPLAY」を備え、同社の薄型テレビ「KURO」のほか、シャープ「AQUOS」、日立「Wooo」とも連携するのが便利。

画質調整は2ページにおよぶ詳細な調整項目が揃う。豊富なNRや黒レベルや白レベル、ディテールなど、ディスプレイに合わせた画質調整ができる

画質調整は2ページにおよぶ詳細な調整項目が揃う。豊富なNRや黒レベルや白レベル、ディテールなど、ディスプレイに合わせた画質調整ができる

 画質調整機能は非常に充実しており、NRだけでYNR(輝度ノイズ低減)、CNR(色ノイズ低減)、BNR(ブロックノイズ低減)、MNR(モスキートノイズ低減)が細かく調整できる。このほかディテールやガンマ、色あいと好みの画質を存分に追い込むことが可能だ。

 また、画質モードもユニークで、「PDP」「LCD」「Projecter」「Pioneer PDP」「Professional」と、接続するテレビのタイプに合わせて調整されたモードを用意している。

 KURO専用の「Pioneer PDP」を備えているのも、パイオニアユーザーにはうれしいところだろう。ただし、他のモデルが備えるようなネットワーク機能はシンプルで、静止画・動画や音楽データの再生のみだ。

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中