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62cmで60型大画面を実現――エプソン「超」短焦点プロジェクター

2009年05月12日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 プロジェクターは、なかなか買い替えの踏ん切りが付きにくい機器だろう。多少の不満はあっても、「まだ映るから」という理由でひとつの製品を長年使い続けている会社や部署も多いはず。セイコーエプソンが11日に発表した“オフィリオ”プロジェクター「EB-410W」は、効率性や利便性で買い換えるべき理由を持つ最新モデルだ。

EB-410W

「超」短焦点を実現する大きなレンズが印象的なオフィリオプロジェクター「EB-410W」

 その理由とは以下の通り。

  • 62cm手前から60型の大画面表示が可能な短焦点モデル
  • 1280×800ドット表示のWXGA表示液晶パネルを採用
  • 使用後の冷却待ちなしですぐに電源ケーブルを抜ける「ダイレクトシャットダウン」対応
  • 高さ調整に便利な単脚を装備

 プロジェクターは奥行きが取れるほど画面は大きく写せるが、必ずしも大きな会議室が使えるとは限らない。また、後ろから投影すると光路を邪魔しないために身を乗り出さないなど、配慮する必要もある。EB-410Wは、「超」短焦点レンズを採用し、62cm手前で60型の大画面投影が可能。場所を選ばずに大画面で表示できる。

 さらに、本体下部に1本の脚を内蔵しており、画面の高さを片手で調整可能。下から仰いで映した場合、台形歪みが気になるが、タテ台形歪みの自動補正機能も搭載している。

 最近はNetbook/UMPCでもワイド液晶画面を採用しているが、1280×800ドットの液晶パネル(3板)を搭載し、精細にワイド画面を表示できる。リサイズ機能により最大UXGA(1600×1200ドット)やSXGA+(1400×1050ドット)も表示可能だ。入力端子はアナログRGBのD-Sub15ピン×2とビデオ入力を搭載。

 本体サイズと重量は、幅327×奥行き272×高さ157mm/3.6kg。明るさは2000ルーメン、コントラストは500:1。価格は19万8000円で、5月下旬発売予定。


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