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ちょっと賢いWiMAXの使い方 (後編)

2009年04月10日 18時30分更新

文● 乙野隆彦

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今回はUQ WiMAXユーザーで出張が多い人が使う場合を想定している
今回はUQ WiMAXユーザーで出張が多い人が使う場合を想定している

 前編に引き続き、UQ WiMAXの賢い利用方法を考えていこう。今回はUQ WiMAXユーザーで出張が多い人が使う場合を想定して話を進めてみたい。



UQ WiMAXをメインとし、他のデータ通信を組み合わせた場合を考えてみる

 UQ WiMAXは現状で東京23区と横浜市、川崎市のみがサービスエリアとなっている。都心部のみでのモバイルの利用であればUQ WiMAXで十分だ。しかしその周辺はまだサービス対象外だ。このエリアのサービスは9月末までに始まる予定となっている。

UQ WiMAXのサービスエリア UQ WiMAXのサービスエリア。オレンジ色の部分がサービス実施地域、黄色がこの9月末までに拡大される予定のエリアだ

 それでは京阪神、名古屋での利用ではどうだろうか。上記のエリアでは7月から利用できるとアナウンスされている。それ以外の地域では、2010年3月までに全国政令指定都市、そして2011年3月までに全国主要都市で利用可能になるとしている。

 まず、このような状況で「どこでもつながる安心感」を優先するモバイル環境をつくるにはどうしたらいいのだろうか。現状では前述のように東京23区、横浜市、川崎市以外ではサービスが行なわれていない。このため東京から他の地域への出張などを想定した場合、UQ WiMAXのみで完結したデータ通信環境の構築はできない。ということで、他のデータ通信サービスと組み合わせて利用することになる。



無線LANサービスとの組み合わせは?

 前編で紹介したように公衆無線LANサービスと組み合わせるのも手だ。政令指定都市であれば問題ないだろう。また、UQ WiMAXが7月から京阪神、名古屋でサービスを開始する予定なので、開始するまでは公衆無線LANサービスに加入しておき、その都市や地域でUQ WiMAXのサービスが始まったら解約する、という流れだ。

 ただし、中小地方都市では、大都市圏よりも公衆無線LANサービスのアクセスポイントが少なく、使い勝手が大都市圏よりも悪い。中小地方都市でも、ビジネスホテルやファーストフードチェーンなどにアクセスポイントが設置されていることが多いが、一般的に地方中小都市ではそれらの施設そのものがが少なく、利便性という意味では不利な状況にある。

地方のアクセスポイントの例 地方のアクセスポイントの例として、ドコモMzoneのサービスエリア検索での岩手県の場合。県庁所在地の盛岡市では10ヵ所のアクセスポイントが設置されているが、他の3都市では各都市1ヵ所となっている。ちなみに岩手県には13市16町6村があるが、Mzoneのアクセスポイントは4市のみに設置されている

 また、これは中小地方都市への出張に限らない話だが、時間に余裕がある場合はいいが、スケジュールが密に詰まった出張で、メール送受信のためだけでアクセスポイントに出向くのが厳しいこともあるだろう。

(次ページへ続く)

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