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【2007年年頭挨拶ニュースリリース】日本NCR(株)代表取締役社長 細井英樹氏

2007年01月09日 15時07分更新

文● 編集部

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『変化こそがチャンス』

新年明けましておめでとうございます。

私の執務する社長室からは東京タワーが間近に望めます。昨年は、アナログからデジタルの世界への変化の象徴とも言える新東京タワーの計画が発表されましたが、世の中のあらゆるものがデジタル化されネットワークを通じてグローバルに広がり、急速に変化していることを改めて感じています。

おりしも社会はいわゆる2007年問題による世代交代の大きな変化の時を迎えます。こうした変化は一方で若い社員にとっては、新しい活躍の場や責任の範囲が広がる機会が増えることを意味します。私はこの2007年を重要な節目の年と位置づけ、変化への対応として、これまで以上に社員教育に注力する方針を固めました。

NCRには「社員教育のパイオニア」としての自負と誇りがあります。初めて企業に社員教育を導入したのはNCRの創業者、ジョン・H・パターソンと言われています。創業以来、NCRは世界中で熱心な社員教育を展開し続け、日本NCRでも、豊富な教育メニューが準備されているだけでなく、社員が講師を勤める「寺子屋」など、特色ある社員教育を九十年近くも継続しています。

「企業は人なり」とは言い古された言葉ですが、変化の年、社員の質が問われる時代の到来を見据えて、改めてこの伝統である社員教育にフォーカスしていきます。フラット化という言葉に代表されるグローバルな人材競争の中で、より高い付加価値を生み出し、価値をお客様に販売し続けられる人材を育てて行きたいと考えています。

2007年は日本NCRにとって変化と飛躍の年になると期待しています。弊社は昨年から採用した「カントリーモデル」の下、効率的なオペレーションと適材適所の人員配置を目指し事業所の再編を実行中ですが、この3月にはその総仕上げとなる本社の移転を予定しています。

これを機に、これまで以上に働きやすい環境づくりを行い、社員が常にスピード感を持ってお客様に貢献できる、そんな活気のある会社にして参りたいと思っております。

本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

(用字用語は原文のまま)

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