FMラジオとは比較にならないほどクリアーな音質に感動
デジタルラジオも“au Media Tuner”で聴くことができる。操作方法はワンセグの場合と同様なので難しくない。 |
デジタルラジオ(地上デジタル音声放送)とは(社)デジタルラジオ推進協会が提唱する新形態のラジオ放送で、CD並みの高品質音声のほか、簡易動画や文字/静止画も流せるデジタル配信のラジオ放送。TOKYO FMやNHKなどの主要ラジオ局が実用化に向けた試験放送を東京と大阪(順次拡大予定)で展開中とのこと。
録音画面。簡易動画は録画できず、録れるのは音声のみ(本体に最大3分まで)といことは知っておいた方がいいだろう。 |
早速聴いてみると、試験段階とはいっても音質は通常のFMラジオとは比較にならないほどクリアだ。しかし画質は、フルスクリーン表示にしなければ“アラが目立たず楽しめる”といったレベルにとどまり、ワンセグよりもかなり劣る。デジラジはとにかく音がイイので、“BGM再生”として楽しむのが正解なのかもしれない。
データ放送画面では、オンエア中の曲名などのほか、ニュースや天気予報を見ることもできる。番組によっては上部に簡易動画が流れる。ワンセグと同様、画面を横にしても楽しめる。 |
全部入りのau端末が欲しければ買い!
使っていて気になった部分としては、既存のワンセグケータイと比べて受信感度がやや低いような気がした点だ。しかし見晴らしの悪い場所(ビルの中や電車の中)では必ずアンテナを伸ばすようにすることで対処できた。実用上は問題ないだろう。
実売価格は安いところなら2万円台半ば、高くても3万円台前半で入手できる。最新サービスにフル対応した全部入り端末が、比較的手の出しやすい価格で登場したことは素直に歓迎すべきだし、そう思える人なら即買いだ。
W44Sの主なスペック | |
製品名 | W44S |
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ディスプレー |
メイン:3インチTFT液晶パネル(240×432ドット、26万色表示) サブ:モノクロ液晶パネル(120×27ドット) |
カメラ | 有効317万画素CMOSセンサー |
データフォルダー容量 | 約115MB |
外部メモリー | メモリースティック Duo/メモリーステック Pro Duo |
連続通話時間 | 約210分 |
連続待受時間 | 約270時間 |
本体サイズ/重さ | 幅49×厚み24×高さ約101mm/146g |
本体カラー | ブラック、シルバー、オリーブ |