(株)日本レジストリサービス(JPRS)は27日、電子メール中の日本語ドメイン名URLをクリック可能にするためのソフトウェア開発者用ガイドラインを公開した。
電子メールの本文中に記述されたURLは、多くの場合クリックすることによってウェブブラウザーが起動され、そのページが閲覧できるようになっている。しかし、日本語ドメイン名で記述されたURLは電子メールソフトからURLと認識されず、クリックによるページの閲覧ができない状態にあった。今回のガイドラインの発表は、そうした状況を改善するためのもの。具体的には、クリック可能となるべき日本語ドメイン名URLの表現形式、およびその処理方法について規定している。
JPRSでは、種々の電子メールソフトの開発者と連携を取りながら、このガイドラインに従ったソフトウェアの開発を推進するとしている。