NTTレゾナント(株)は12日、法人向けウェブメールサービス“gooメールアドバンス for ビジネス”の提供を開始した。“gooメールアドバンス for ビジネス”は、同社運営のポータルサイト“goo”で提供している個人向け有料ウェブメールサービス“gooメールアドバンス”の企業向けASPサービス。
同サービスは企業向の機能を強化したのが特徴。システムは365日、24時間監視され、障害時には専門のスタッフが対処する。POP/IMAPインターフェースが用意されており、メールの自動転送を利用してMicrosoft Outlookなどのメールソフトも利用できる。携帯電話機を使ったメールの送受信もサポートしている。カスタマイズにも対応し、例えば“*****@xxxxx.goo.jp”というメールアドレスの*****とxxxxxの部分を自由に設定できたり、独自ドメインを使用したり、ウェブ画面に企業のロゴマークを掲載したりできる。メールボックスの容量に上限や下限は無く、必要な容量が選択できる。管理用のウェブページでは、アカウント名やパスワードなどの管理も行なえる。
料金はメールボックス容量や、利用アカウント数、各カスタマイズによって、個別相談に応じるという。利用例として、アカウント数が250で、1アカウントあたりのメールボックス容量が100MB、画面のカスタマイズを行なった場合、初期費用は52万5000円から、月額利用料は11万250円からとなる。
同サービスが想定しているユーザーはターゲットとするクライアントは、複数人でパソコンを共同利用するような企業や、社外業務が多いアウトソーシングや人材派遣を行なっている企業など。