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“GeForce 6100”と“nForce 430”が1つになった“MCP61P”を採用! DVI/Wireless LAN機能も備えるSocket AM2対応Micro ATXマザーがASUSTeKから!

2006年10月19日 21時13分更新

文● 増田

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 ASUSTeKから、1チップ構成の“GeForce 6100+nForce 430”搭載Socket AM2対応マザーボード「M2N-VM DH」が発売された。オンボードインターフェイスが豊富なMicro ATXフォームファクタの製品で、DVI出力やWireless LAN機能も備える。

M2N-VM DH M2N-VM DH
オンボードインターフェイスが豊富なMicro ATXフォームファクタのSocket AM2対応マザーボード「M2N-VM DH」。DVI出力やWireless LAN機能も備える

 「M2N-VM DH」は、同社ウェブサイトの製品情報やマニュアルによると搭載チップセットは“GeForce 6100+nForce 430”というもの。しかしながら、基板上には1チップしか搭載されていない。マニュアル内の基板レイアウト図によると“MCP61P”と記載されており、従来North bridgeとSouth bridgeに分けられていたチップセットを1チップにまとめた新型のようだ。
 似たような製品としては8月にASRockから「AM2NF6G-VSTA」という製品が発売済みで、こちらはPCI Expressの外部インターフェイスをx8に制限した“MCP61S(GeForce 6100+nForce 405)”が採用されていたと思われる。

MCP61P MCP61P
従来North bridgeとSouth bridgeに分けられていたチップセットを1チップにまとめた新型のチップセット“MCP61P”。“GeForce 6100+nForce 430”が1チップ構成となっている

 またMicro ATXフォームファクタの製品としては珍しくIEEE 802.11b/gに対応したWireless LAN機能を備えるのも特徴。同社の上位モデルではよく見られる光景だが、毎回この辺りは賛否両論といったところで「Wireless LAN機能を省いて販売価格をもっと下げて欲しい」といった要望も少なくない。
 その他、拡張スロットの構成はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2で、DDR2-800/667/533対応のメモリスロットは4本(最大8GBまで)搭載。オンボードインターフェイスにはVGAや8chサウンド(ADI/AD1988)、IEEE1394、ギガビットイーサネット、Wireless LAN、Serial ATA II×5(内部4/外部1、RAID対応)などを搭載するほかI/O部にはD-SubはもちろんDVI出力も備える。価格はアークとTWOTOP秋葉原本店で1万7480円となるほか、高速電脳(予価1万7900円)やスリートップ2号店(予価1万7380円)にも近日入荷予定だ。

I/O部 I/O部
I/O部にはD-SubはもちろんDVI出力、IEEE 802.11b/gに対応したWireless LAN機能も備える。なおPCI Express x16スロットとWireless LANカードは近いので、ビデオカードによっては干渉の恐れがありそう
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