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アラクサラ、企業向けの10GbE対応LANスイッチを発売

2006年09月14日 17時50分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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アラクサラネットワークス(株)は14日、エンタープライズ市場やサービスプロバイダー市場向けのシャーシ形スイッチ“AX6300S/AX6700S”シリーズ3機種を本日より販売すると発表した。

発表した製品は以下のとおり。

AX6708S

AX6708S
『AX6708S』

最大スイッチング容量
1.15Tbps
最大パケット処理性能
720Mpps
最大ポート数
10GBASE-R(XFP)×64、1000BASE-X(XFP)×192、10/100/1000BASE-T×192
最大消費電力
4400W
本体サイズ
幅443×奥行き534×高さ395mm(9Uサイズ)
重量(最大)
75kg
最小構成価格、出荷時期
733万9500円、2007年1月5日

AX6308S

AX6308S
『AX6308S』

最大スイッチング容量
192Gbps
最大パケット処理性能
120Mpps
最大ポート数
10GBASE-R(XFP)×8、1000BASE-X(XFP)×128、10/100/1000BASE-T×192
最大消費電力
2400W
本体サイズ
幅443×奥行き534×高さ303mm(7Uサイズ)
重量(最大)
64kg
最小構成価格、出荷時期
576万4500円、11月1日

AX6304S

AX6304S
『AX6304S』

最大スイッチング容量
96Gbps
最大パケット処理性能
60Mpps
最大ポート数
10GBASE-R(XFP)×4、1000BASE-X(XFP)×64、10/100/1000BASE-T×192
最大消費電力
1500W
本体サイズ
幅443×奥行き534×高さ211mm(5Uサイズ)
重量(最大)
45kg
最小構成価格、出荷時期
521万8500円、11月1日

『AX6708S』は、最大スイッチング容量を1.15Tbpsまで拡張可能なハイパフォーマンスモデルで、主に10Gbps回線をワイヤーレートで多数利用したい顧客向けの製品。『AX6308S』および『AX6304S』は、1Gbps以下の回線を主に使用しつつ、10Gbitの使用も視野に入れた顧客向けの製品となる。

全モデルで同社が提唱する“ギャランティードネットワーク”のコンセプトに基づいており、映像/音声/データなど異なる特性のトラフィックが混在しても快適に使用できる“トリプルプレイ”、全モジュール完全二重化が可能で障害が発生してもビジネスを止めないネットワークを構築できるなど、高い性能と信頼性を実現している。

都内で行なわれた発表会では、代表取締役社長の和田宏行氏が登場し、製品に関する説明を行なった。

和田氏
代表取締役社長の和田宏行氏

和田氏は、今回発表した3製品について「次世代基幹ネットワーク(NGN:Next Generation Network)への動きを見据えた製品であり、企業、個人、公共のつながりを重視したユビキタス情報社会に向けた製品」と説明。アマゾンとブックオフのコンテンツ提携を例に挙げ、NGNによる高可用なユビキタスIP統合ネットワークを構築することで、“BtoB”から“BtoBtoB”へ新たな価値を創出し、提供できるという。

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