インテルから“Q965”チップセットを採用したMicro ATXフォームファクタのマザーボード「DQ965GF」が発売となった。同チップセットは“965”ファミリの中でビジネスモデルとして位置づけられている製品で、先週はこの下位モデルにあたる“Q963”チップセットを搭載した「DQ963FXCK」が発売となっている。
グラフィック機能を内蔵したビジネス向けの“Q965”チップセットを採用したMicro ATXフォームファクタのマザーボード「DQ965GF」 |
ご存知のようにインテルの“965”チップセットファミリは、ビデオ出力機能にHigh Definition出力や映像のシャープ化機能、カラーコントロール機能を付加した“Clear Video Technology”に対応する“G”、スタンダードとして位置づけられている“P”、そして今回登場したグラフィック機能を内蔵したビジネス向けの“Q”の3種類が用意されている。先週登場した下位モデルの“Q963”チップセットとの差異は、物理的な面ではPCI Express x16やDDR 800メモリのサポートの有無のほか、機能面ではフリーズしていたり電源オフ状態など操作不能な状況でもネットワーク経由での監視と修復/制御を可能とする“iMST”のサポートの有無などとなっている。
拡張スロットの構成はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2となっており、デュアルチャンネルでDDR2メモリを最大8GBまで搭載可能。そのほか、ギガビットイーサネットやSerial ATA II対応コネクタ(6ポート、RAID 0/1/5/10サポート)、IEEE1394、6chサウンドなどをオンボードで装備している。本日から発売が開始されており、価格はフェイスで1万7770円、TWOTOP秋葉原本店で1万7780円となっている。
拡張スロットの構成はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2 | インターフェイスの構成は一般的で、VGAのほか、IEEE 1394×1、USB 2.0×6、ギガビットイーサ×1、6chサウンドなどを備える |