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プロトン、企業向けイメージバックアップソフト『Acronis True Image 9.1 Enterprise Server』を発売

2006年06月16日 21時32分更新

文● 編集部

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(株)プロトンは16日、米Acronis(アクロニス)社が開発した企業向けのホットイメージバックアップソフト『Acronis True Image 9.1 Enterprise Server』と『Acronis True Image 9.1 Workstation』を発売すると発表した。同日付けで受注を開始する。

Acronis True Image 9.1 Enterprise Server』は、Windows/Linuxサーバーやアプリケーションのホットイメージバックアップとリカバリーを行なうためのソリューション。稼動中のOSやアプリケーションのイメージを作成できるのが特徴で、“VSS(ボリュームシャドーコピーサービス)”をサポートしており、Microsoft Exchange Server/SQL Server、Oracleなどのデータベースをオンライン状態のままバックアップすることもできる。

バックアップは、独自の“Acronis Drive Snapshot”技術により、特定の時点(ポイント・イン・タイム)に作成したイメージを利用して行なわれ、オプションの『Acronis Universal Restore』を利用すれば、仮想環境を利用して、ハードウェアに依存しないバックアップも行なえる。イメージアーカイブのパスワード保護や、隠しパーティション(Acronisセキュアゾーン)へのディスクイメージの保存(サーバー起動時にF11キーでリカバリー可能)などの機能も搭載している。リカバリー機能は、CDブートによるシステムの復元にも対応している。

構成するコンポーネントは、Windows用/Linux用エージェント、集中管理を行なう『Acronis True Image管理コンソール』、ライセンスを集中管理する『Acronis True Imageライセンスサーバー』、バックアップファイルのクォータ管理などを行なう『Acronis True Imageバックアップサーバー』、グループバックアップのタスク作成などを行なう『Acronis True Imageグループサーバー』など。

対応OSは、Windows Server 2003、Windows 2000 Server/Advanced Server、Windows NT 4.0 Server(SP6)、Windows XP Professional x64 Editionなど。対応ファイルシステムは、FAT16/32、NTFS、Ext2/3、ReiserFS/4、XFS、JFSなど。

価格は、『Acronis True Image 9.1 Enterprise Server』の場合、メディアキットが9800円、ライセンス(1-9)が12万5000円(年間保守料が2万5000円)、同(10-24)が11万5000円(同2万3000円)などからで、『Universal Restore for Acronis True Image 9.1 Enterprise Server』は、メディアキットが9800円、ライセンス(1-9)が4万円(年間保守料が8000円)、同(10-24)が3万6800円(同7360円)などから。

Acronis True Image 9.1 Workstation』は、Windowsを搭載したクライアントパソコン向けのバックアップソリューションで、集中管理に対応しているのが特徴。

価格は、『Acronis True Image 9.1 Workstation』の場合、メディアキットが9800円、ライセンス(1-9)が1万円(年間保守料が2000円)、同(10-24)が9200円(同1840円)などからで、『Universal Restore for Acronis True Image 9.1 Workstation』は、メディアキットが9800円、ライセンス(1-9)が4000円(年間保守料が800円)、同(10-24)が3680円(同740円)などから。

同社では、システムインテグレーターや流通などを通して、初年度1万ライセンス、約8億円の販売を見込んでいる。

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