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VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>

VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>

2006年06月28日 00時00分更新

文● 行正 和義

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ワンセグチューナー内蔵でどこでもテレビが観られる

ワンセグの受信や録画を行なう“VAIO モバイルTV”の画面。サイドバー表示ではTV視聴をしながらの各種PC作業を行えるTV画面の拡大表示も可能。全画面表示や縦位置での表示にも対応し、とくに縦位置で使うときは片手で持ったときに便利
※1 画面はハメコミ合成。著作権の関係で、一部モザイク処理を施しています。

縦位置での表示

 もうひとつの特徴が内蔵ワンセグチューナーによるテレビ視聴だ。搭載されているソフトウェア“VAIO モバイルTV”は“VAIO Type T”のワンセグ搭載モデルに採用されているものとほぼ同じで、テレビ視聴や録画はもちろん、テレビ番組表サイト“テレビ王国”からの録画予約や、VAIO モバイルTVの番組表からの録画予約などが可能だ。type Uらしい機能としては、ペン操作でコマンドの実行が可能な“ジェスチャーコマンド”入力に対応し、チャンネル変更(“へ”の字を書くような操作)と音量操作(水平に一本線を書くような操作)が行なえるようになっている。また横に90度回転する縦長表示画面にも対応している。



背面にはワンセグ用アンテナが装備され、外側に180度回って上に向けることができる
“VAIO OWNER MADEモデル”(つまりゼロスピンドルモデルすべて)に付属するミニスタンド。背面に装着したまま折りたたんで携帯することができ、本体の傾きも2段階に調整できる。外出先でワンセグを観るのに便利だ

 ワンセグのアンテナは本体背面のグリップ部に沿った状態で収納されていて、使用時に横方向に回転させる。都内で利用してみるとアンテナを収納したままでも電波の入りには問題ないようだが、建物の奥まった部分では収納したままでは入らないことがあり、単に半回転させるだけでもかなり感度は違うようだ。

 なお、ワンセグ視聴時にはバッテリでの連続稼動時間は約1.5時間と、標準的なバッテリー駆動時間の半分以下になってしまう。動画のデコード処理や液晶バックライトの輝度アップなどによるためだが、屋外でテレビ視聴する機会が多いのなら大容量バッテリーなども欲しいところだ。

type Uに最適! セキュリティー機能つきポータブルハードディスク

「VGP-UHDM04」。カラーバリエーションは左から“サファイアブラック”“ホワイトゴールド”“ルビーレッド”

 HDDモデルよりストレージの空き容量がやや少ないゼロスピンドル。ポータブルハードディスクを一緒に持ち歩けば鬼に金棒だが、見落としがちなのはセキュリティー。ポータブルハードディスクを置き忘れただけでも情報漏えいとされる現在においては、セキュリティー対策は欠かせない。そこでおススメなのが、VAIO関連製品として発売されているポータブルハードディスク「VGP-UHDP04」。パソコンとはUSB 2.0で接続するが、接続をはずした際に自動でロックがかかる。このロックをはずすためには付属のワイヤレスキーが必要で、このキーがなければパソコンにつないでもデータを読み出すことができない。容量は40GBで、サイズは幅約63×奥行約95×高さ約21mm、重量は約169gとなっている。バックアップソフト「HD革命/BackUp(バンドル版)」が付属し、ソニースタイル販売価格は2万9800円となる。なお、80GBの容量を持つ「VGP-UHDM08」も2万9800円で販売されている。ただしVGP-UHDM04よりもサイズ/重量(幅約80.3×奥行約157.3×高さ約22.6mm、重量は約275g)が大きいので、容量か携帯性か、用途に応じて選ぶといいだろう。



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