このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

”VAIO type A”VGN-AR90PS・AR90S(前編)

”VAIO type A”VGN-AR90PS・AR90S(前編)

2006年05月16日 18時10分更新

文● 伊藤 裕也

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

広い画面が気持ちイイ! フルHDサポートのワイドスクリーン

1920×1200ドットのデスクトップ。

 VGN-AR90では、解像度が1920×1200ドットのフルHD対応クリアブラック液晶パネルを搭載している。このディスプレーを目の前にして感じることは、やはりデスクトップの広さだ。従来も1920×1200ドットをサポートするモデルはあったのだが、やはりこの感動は特筆すべきものがある。ウェブブラウザーを表示しても余裕があるスクリーンサイズで、映像の編集や楽曲の制作などにも十分使える。

キーボード上面。左側にふたつのプログラマブルボタンと音量コントロールボタンを、右上には“AVモード”ボタンを配置。キーボードのホームポジションに手を置いた状態。

 キーボードはキーピッチ約19mmの88キーを搭載し、ゆとりのあるタイピングが可能。また周辺のパネルがほかの部分よりも1mm程度くぼんだデザインとなっており、キー入力が行ないやすくなっている。このパネルのくぼみはtype Fシリーズなどで用いられているデザインなのだが、こうした配慮はなかなか嬉しいものがある。ただ、タッチパッドについてはキーボードとの距離がややあるように感じた。手をキーボードのホームポジションに置いた状態でタッチパッドを操作しようと思うと、腕を動かさなければ届かない。使いづらいと感じる人は、外付けマウスをつなぐなどの対応が必要かもしれない。

 なお、キーボードの右側奥にはDVD-Videoタイトルなどの再生・停止といったコントロールに用いる“AVモード”ボタンが、また、左側にはふたつのプログラマブルボタンが配置されている。プログラマブルボタンは標準で地デジの番組を視聴・録画するためのソフト“Station TV Digital”の実行と“SSMS オーディオフィルタ”のオン・オフが設定されている。

VGN-AR90に搭載されるBDドライブ。

 さて、VGN-AR90PS・AR90Sの肝は、やはりBDドライブや地デジに関する機能だろう。地デジのハイビジョン番組やHDVカムコーダで撮影した映像を、内蔵液晶ディスプレーにフルハイビジョンの高解像度で表示できるうえ、映像品質をダウンコンバートすることなく、そのままBDにムーブできるという。このあたりの性能・使い勝手について、“後編”として近日お伝えする予定だ。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン