ソフォス(株)は26日、スパムの配信元となっている国のワースト12“スパム送信国ワースト12”を発表した。英ソフォス(Sophos)社の脅威解析センター“SophosLabs”が受信したスパムを分析したもので、ワースト1は前回と同じアメリカで全スパムの23.1%を占めたが、スパム送信防止対策の効果が現われており、前年同期の35.7%から大幅に減少している。ワースト2になった中国は、前年同期の9.71%から21.9%へと2倍以上に増えている。
“スパム送信国ワースト12”
- アメリカ(23.1%)
- 中国(21.9%、香港を含む)
- 韓国(9.8%)
- フランス(4.3%)
- ポーランド(3.8%)
- スペイン(3.3%)
- ドイツ(3.0%)
- ブラジル(2.9%)
- 日本(2.0%)
- イギリス(1.9%)
- オランダ(1.8%)
- 台湾(1.6%)
その他が20.6%。
地域別では、アジア(42.8%)、北米(25.6%)、ヨーロッパ(25.0%)の順になるという。日本は前回と比率が変わらないまま順位は7位から9位に下がったが、スパムの総数が増加していることから、絶対数は増えているという。