(株)アレクソンは14日、多機能IP電話ゲートウェイ『IPA202』の販売を開始すると発表した。価格はオープン。
『IPA202』 |
『IPA202』は、IP電話用インターフェース(U点×1/計2チャンネル)とISDN回線用インターフェース(U点×1)を搭載したVoIP/ISDNアダプターで、既存のISDN対応のビジネスホンを接続できるのが特徴。特番や登録した電話番号を一般公衆網経由で発信できるほか、IP網に障害が発生した場合にも一般公衆網経由で発信が行なえるようになっている。従来モデル『IPA201』と比べ、新機能として、サービスコンセントの電源管理が行なえる“リモート&リセット機能”や、あらかじめ登録した「00××」を利用して、ISDN回線に迂回した携帯電話番号に自動で「00××」を付加して発信できる“ケータイACR機能”が追加されている。そのほか、エコーキャンセラーや、QoS(ゆらぎ吸収/優先制御/パケット損失補完)、帯域確保(上りのみ)、疑似ダイヤルインなどの機能も搭載している。
WANインターフェースは10/100BASE-TX、LANインターフェースは10/100BASE-TX×4を搭載する。電源はAC100Vで消費電力は約11W。本体サイズは幅250×奥行き152×高さ64mm、重量は約1.3kg。対応するIP電話サービスは、(株)アイエフネット、フュージョン・コミュニケーションズ(株)、(株)モーラネットの各サービス