このページの本文へ

FSB533MHzに対応した“i855GME”搭載Pentium Mマザー「i855GMEm-LFS Ver.2」が登場

2005年03月10日 23時01分更新

文● 美和

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AOpenからFSB533MHzに対応した“i855GME”搭載Pentium Mマザー「i855GMEm-LFS Ver.2」が登場した。本来“i855GME”チップセットはFSB400MHzまでしか対応しないが、FSB533MHzに対応しているという。

本体
FSB533MHzに対応した“i855GME”搭載Pentium Mマザー「i855GMEm-LFS Ver.2」
対応シール
パッケージにはFSB533MHzに対応と記載されているシールが貼られている

 搭載されているチップセットやインターフェイスは、以前紹介したMicro ATXフォームファクタのマザーボード「i855GMEm-LFS」から変更はない。チップセットはグラフィックコア統合の“i855GME+ICH4-M”、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×2でDDR266/333対応、最大メモリ容量は2GBとなっている。
 異なるのはPCIスロットの横にジャンパピンが用意されているところで、説明書によればジャンパピンをオープン(外した状態)にするとFSB400MHzで、クローズド(取り付けた状態)にするとFSB533MHzで動作するという。ただし、パッケージには「FSB533/400MHzのPentium Mに対応」というシールが貼られているものの、対応CPUの項目にはFSB400MHzのCPUしか記載されていない。またマニュアルは以前のモデルのものをそのまま使用しており、FSB533MHzに対応するということがわかるのは、ジャンパ設定を説明した1枚の紙のみ。価格はUSER'S SIDE本店で2万6040円、高速電脳では週末入荷予定で2万4800円、ツクモパソコン本店では週末入荷予定だが価格は未定となっている。

FSB400MHz設定 FSB533MHz設定
ジャンパピンをオープン(外した状態)にするとFSB400MHzで動作このようにクローズド(取り付けた状態)にするとFSB533MHzで動作する
対応CPU
パッケージに記載されている対応CPUはFSB400MHz対応のものだけマニュアルは以前のモデルのものをそのまま使用しており、FSB533MHzに対応するということがわかるのは、ジャンパ設定を説明した1枚の紙のみ
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ