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“K8T890”搭載マザーボード第1弾!ASUSTeK製Socket 939対応マザー「A8V-E Deluxe」が発売!

2004年12月11日 22時38分更新

文● 増田

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 今週9日(木)にVIA製“K8T890”チップセットを搭載したGigabyte製Socket 939対応マザー「GA-K8VT890-9」のサンプル版が登場したが、早くもASUSTeKから同チップセットを搭載したマザー「A8V-E Deluxe」が発売された。

A8V-E Deluxe
“K8T890”搭載マザー初の製品はASUSTeK「A8V-E Deluxe」。豊富なオンボードインターフェイスを持つ割には価格が安い
K8T890
“K8T890”はVIA製チップセットとしては初めてPCI Expressに対応。CPUソケットは、Socket 754/939/940に対応

 “K8T890”は、VIA製チップセットとしては初めてPCI Expressに対応。CPUソケットは、Socket 754/939/940に対応。“DualGFX”と呼ばれるマルチディスプレイ機能をサポートする上位モデル“K8T890 Pro”とともに、今年9月に発表されたチップセットだ。
 今回発売された「A8V-E Deluxe」に採用されているチップセットは、下位モデルとなる“K8T890”。組み合わされるSouth bridgeは“VT8237R”となっている。拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3、DDR DIMM×4(DDR400/最大4GB)という構成。IEEE1394やMarvell“88E8053”によるギガビットイーサネット、8チャンネルサウンド、“VT8237R”によるSerial ATA RAID(2ポート)、IEEE802.11g/b対応ワイヤレスLAN機能(アンテナ付属)がオンボードで搭載されている。
 唯一気になるのは、最近のマザーには珍しくSerial ATAポートが2つ(ちなみにUltra ATA 133は2つ)しかないというところ。現在アキバでは、同社から発売された“nForce4 SLI”搭載マザー「A8N-SLI Deluxe」が爆発的な売れ行きを見せているが、“SLI”機能を使用しないのであれば、豊富なオンボードインターフェイスを持つ割には価格が安い同製品がおすすめかもしれない。価格は高速電脳で1万7800円(完売)、パソコンハウス東映で1万7980円、ZOA秋葉原本店で1万8480円。

VT8237R 拡張スロット
組み合わされるSouth bridgeは“VT8237R”。最近のマザーには珍しくSerial ATAポートが2つ(ちなみにUltra ATA 133は2つ)と少々寂しい拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。
背面ブラケット部 パッケージ
SPDIF出力はコアキシャルとオプティカルの両方を搭載。ワイヤレスLANのアンテナ用コネクタなどが搭載されているパッケージは、今週発売された超人気製品“nForce4 SLI”搭載マザー「A8N-SLI Deluxe」とそっくり。間違えて購入しないように
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