3.5インチHDD(IDE)を組み込むことで、NAS(Network Attached Storage)として利用できるノバック製HDDケース「はい~るKIT NAS」のサンプルがお目見えした。
3.5インチHDD(IDE)を組み込むことで、NAS(Network Attached Storage)として利用できるノバック製HDDケース「はい~るKIT NAS」のサンプル | 背面にはACアダプタの給電用ポートとLANポートがある |
ネットワーク対応外付け3.5インチHDDケースと聞いて忘れられないのが、玄人志向から発売された「玄箱-クロバコ-」だ。2月の発売以来その売れ行きは凄まじいもので、最近になってようやく普通に購入できるようになったほどの人気製品となった。
今回登場した「はい~るKIT NAS」は、いわば「玄箱-クロバコ-」のノバックモデルと呼べるもので、基本的な機能は同じだ。ネットワークインターフェイスは10/100BASE-Tで、137GB以上のBigDriveにも対応。使用法は、用意したHDDを組み込み、付属のWindows用設定ユーティリティソフト「簡単設定ユーティリティ」、もしくはWEB上から動作設定を行うことでNASとして利用できるようになる。採用されているOSについて詳細は不明だが、HDDのフォーマットはFAT32で行われるようだ。サンプル版が入荷(近日展示予定)した高速電脳によると、価格は約1万4000円ほどで、発売は今月中旬を予定しているという。
フロント。「はい~るKIT NAS」は、いわば「玄箱-クロバコ-」のノバックモデルと呼べるもので、基本的な機能は同じだ | 内部の様子。筐体はアルミ製で、静音タイプの冷却ファンを搭載する |