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ISS、4セグメントで1200Mbpsのインライン型不正侵入防御アプライアンス『Proventia G1200』を発売

2004年06月23日 00時00分更新

文● 編集部

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インターネット セキュリティ システムズ(株)は23日、インライン型不正侵入防御アプライアンス“Provetia(プロベンティア) G”シリーズの新製品として、4セグメント対応で1200Mbpsの帯域を保証する『Proventia G1200』を発表した。マスターディストリビューター18社とリセラー156社による間接販売となる。価格は819万円からで、7月に販売を開始する。

Proventia G1200
『Proventia G1200』

『Proventia G1200』は、ファイアーウォールやゲートウェイタイプのウイルス対策システムと異なり、100種類のアプリケーションネットワークプロトコルを分析できる解析モジュール“Hybrid Protocol Analysis Module”により、アプライアンスを通過する通信パケットに対して細かいセキュリティーポリシーを適用できるのが特徴。P2P(ピアツーピア)通信やインスタントメッセンジャーなどに含まれる、企業のコンプライアンス(使用倫理基準)に準拠していない“好ましくない通信”をリアルタイムで遮断できるという。

インラインセグメント数は4で、合計で1200Mbpsのステートフルスループットが保証されている。用意されているモードは、インライン実装で通過するパケットの攻撃を分析してリアルタイムで遮断する“Activeモード”、TAP/Hub/スイッチの下に実装してパケットを分析し、警告を発する“Passiveモード”、インライン実装でパケットを通過させ、企業ネットワークに適したポリシーの作成などのシミュレーションを行なう“Simulationモード”の3種類。本体は2Uサイズで、電源は冗長化されている。

ラインアップは、10/100/1000Mbps(銅線)に対応した『G1200C』(819万円)、1000Mbps(光ファイバー)に対応した『G1200F』(868万円)、両方に対応した『G1200CF』(845万円)の3モデル。『G1200C』はインラインバイパスユニットも内蔵している。

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