Gigabyte製「GA-7VT880-L」は、「GA-7VT880 Pro」の下位モデルとなる製品 | MSI製「KT880 Delta-FSR」は同社初の“KT880”マザーボード |
Socket A対応チップセット“KT880”を搭載したマザーボードが今週も登場している。ひとつはGigabyte製「GA-7VT880-L」、もうひとつはMSI製「KT880 Delta-FSR」の2製品だ。
パッケージ外に貼られたラベルにはIEEE1394の記載はない | マザーボード背面のインターフェイス。IEEE1394ポートはない | |
付属品にもIEEE1394ブラケットは確認できない | だが基板にはVIA製IEEE1394コントローラチップ“VT6306”が搭載されており、ヘッダピンも確認できる |
Gigabyte製「GA-7VT880-L」は、先週発売された「GA-7VT880 Pro」の下位モデルとなる製品だ。搭載チップセットの“KT880+VT8237”という組み合わせはそのままに、イーサネットがギガビットから10/100BASE-Tに変更、さらにIEEE1394を省略したモデルとなる。ただし、実際に基板を確認してみるとVIA製IEEE1394コントローラチップ“VT6306”が搭載されており、ヘッダピンも確認できる。マザーボード背面のインターフェイスやIEEE1394ブラケットが付属していないため、このままの状態では使用することは出来ないが、別途ブラケットが用意できればIEEE1394も使用可能となるかもしれない。
「KT880 Delta-FSR」は、オンボードデバイスも少ないシンプルなマザーだ | デュアルチャンネル対応のDDR DIMMスロットは3本となる |
MSI製「KT880 Delta-FSR」は、同社初の“KT880”マザーボード。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×3という構成で、ギガビットイーサネットや6チャンネルサウンド、South Bridge“VT8237”によるSerial ATA RAIDなどがオンボード。またマニュアルに記載されているオーバークロック設定によると、FSBが100~280MHz、AGP電圧が1.6V/1.7V/1.8Vから選択可能となっているほか、メモリ電圧やCPUコア電圧の変更可能。
価格 | ショップ |
---|---|
Gigabyte 「GA-7VT880-L」 |
|
\9,240 | ZOA秋葉原本店 |
\9,280 | アーク |
\9,280 | OVERTOP |
\9,800 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
MSI 「KT880 Delta-FSR」 |
|
\10,950 | OVERTOP |
\12,390 | 高速電脳 |