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カノープス、ビデオファイル変換ソフト『ProCoder 2.0』と静止画から動画を作成するソフト『Imaginate 2.0』を発売

2004年05月11日 23時24分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は11日、、デジタルビデオファイルコンバートソフト『ProCoder 2.0』と、静止画→動画作成ソフト『Imaginate 2.0』を6月中旬に発売すると発表した。価格は、『ProCoder 2.0』が5万8000円(税別)、『Imaginate 2.0』が1万9800円(税別)。

製品パッケージ
『ProCoder 2.0』(左)と『Imaginate 2.0』(右)

『ProCoder 2.0(ぷろこーだー にいてんぜろ)』は、AVI/MPEG/QuickTimeなど10種類以上のビデオ/オーディオフォーマットに対応したフォーマット変換ソフト。複数のソースから複数の異なるターゲットに高速変換できるのが特徴。2.0では、HD(720p/1080i)-SDの双方向変換機能や自動フレームレート変換機能、ウィザード機能、特定のフォルダーに移動するだけで自動的に変換を開始する機能(ドロップレット)などが追加されており、DivX/QuickTimeによるMPEG-4エンコードもサポートしている。NTSC/PAL変換も可能。DVDオーサリング機能も搭載し、ガンマ補正やブラー(円形/ガウス)、カラーコレクション、白/黒補正、フェードイン/アウト、メディアンといったビデオフィルターや、オーディオフィルター(ローパス/ノーマライズ/ボリューム)なども利用できる。

そのほか、『EDIUS』『Let's EDIT』『Adobe Premiere 6.5/Pro』などのビデオ編集ソフトからプラグインとして動作させることも可能。対応機種はCeleron/Pentium III-800MHz以上またはAthlon-800MHz以上、256MB以上のメモリーを搭載し、USB 1.1以上のポート(USBドングルで使用)を装備したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000 Professional。また、アップグレードパッケージを1万8000円(税別)で、アカデミックパッケージを2万8000円(税別)で提供する。

ストーリーボード エディットモード
ストーリーボードエディットモード
『Imaginate 2.0』の画面イメージ

『Imaginate 2.0(いまじねーと にいてんぜろ)』は、写真などの静止画像データに動きを加え、動画を作成できるソフト。ズームイン(拡大)やズームアウト(縮小)、移動(縦/横スクロール、ムービングパス)、回転、歪みといった効果を施したうえで、リアルタイムでプレビューを行ない、プロジェクトとして保存したり、DV AVI形式(NTSC/PAL、4:3/16:9)で出力できるのが特徴。2.0では、複数の画像の読み込み/処理に対応し、“ストーリーボードモード”が追加されたほか、位置設定の“アンカーポイント”も利用できるようになった。また、カメラワークを細かく設定できる“スプラインエディタ”も搭載しており、テンプレートも用意されている。オーディオの読み込みにも対応している。そのほか、『EDIUS』や『Adobe Premiere 6.5/Pro』などのプラグインとしても利用できる。

対応機種はCeleron/Pentium III-800MHz以上またはAthlon-800MHz以上、256MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000 Professional。アップグレードパッケージを5800円(税別)で、アカデミックパッケージを9900円(税別)で提供する。

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