このページの本文へ

  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • StumbleUponに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • Facebookでシェア
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • お気に入りに登録
  • 本文印刷

松下、4台のパソコン画面を同時表示できるワイヤレスポータブル液晶プロジェクター『TH-LB10NT』を発表

2004年03月29日 23時53分更新

文● 編集部 佐久間康仁

『TH-LB10NT』
ワイヤレスポータブル液晶プロジェクター“シリウスJr.”『TH-LB10NT』

松下電器産業(株)は29日、東京・芝公園のナショナル1号館で記者説明会を開催し、無線LAN機能経由で最大4台のパソコン画面を同時表示できるワイヤレスポータブル液晶プロジェクター“シリウスJr.(しりうすジュニア)”『TH-LB10NT』を4月20日に発売すると発表した。価格は41万7900円(税込)。



馬渕則行氏
パナソニックAVCネットワーク社プロジェクターSBU SBU長の馬渕則行氏

説明会には、パナソニックAVCネットワーク社プロジェクターSBU SBU長の馬渕則行氏、同技術部グループ グループマネージャーの島岡克明氏、およびインテル(株)のマーケティング本部モバイルワイヤレスマーケティング セントリーノマーケティングマネージャーの菅原直人氏らが出席し、開発の背景や技術解説などを行なった。

島岡克明氏 菅原直人氏
製品のデモンストレーションや技術解説を行なった、技術部グループ グループマネージャーの島岡克明氏。ノートパソコンを持ち上げて、ケーブルレスでプロジェクター画面を表示しながらプレゼンテーションを続けたインテル(株)のマーケティング本部モバイルワイヤレスマーケティング セントリーノマーケティングマネージャーの菅原直人氏。菅原氏は、2003年の“Centrinoモバイル・テクノロジ”登場後に無線LAN環境の普及が加速したことを説明

“見せる”だけのプロジェクターから
“使う”“参加する”プロジェクターへ

まず、馬渕氏が同社のプロジェクター事業への取り組みについて説明した。それによると、プロジェクターの出荷台数は全世界で240万台程度(2003年度)。成長性のある市場で、同社調べでは8%程度のシェア(台数ベース)を持つ。国内市場でも、前年比25%の成長があり、プレゼンテーション用などの業務向けを中心に急成長しているという。

全世界でのプロジェクター市場の推移 日本国内での業務用プロジェクター市場の推移
全世界でのプロジェクター市場の推移日本国内での業務用プロジェクター市場の推移

同社が今回ワイヤレスポータブル液晶プロジェクターに新製品を投入する背景として、

  • オフィスのパソコンネットワークインフラとして、無線LANの普及が加速している
  • プレゼンテーションにおいてもモバイル性が求められている
  • ビジネスシーンでプレゼンテーションの重要性が高まっている

などを挙げ、“新たなプレゼンテーション/ミーティングスタイルを提案したい”と本製品の特徴を切り出した。

TH-LB10NTは、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を搭載し、同じくIEEE 802.11b対応無線LAN機能を搭載するパソコンに専用通信ソフト“ワイヤレスマネージャーME”をインストール/起動することで、ディスプレーケーブルを接続することなく画面表示が可能なワイヤレスポータブル液晶プロジェクター。

表示解像度はXGAで、表示色数はフルカラー(1677万色)。輝度は2000ANSIルーメン、コントラスト比は500:1。“プロジェクターAI”を搭載し、シーンごとの明るさを検知してランプの明るさを自動的に調整することで画像を鮮明に表示するとともに(具体的には、暗いシーンでは輝度を下げて暗部を引き締め、明るいシーンでは明るさを上げるなど)、ランプの交換サイクルを3000時間に長寿命化したという。また、1.2倍手動ズームの短焦点レンズ(f=21.5~25.8mm、F1.7~1.9)の採用により、スクリーン手前2.4mの距離で80インチ相当の大画面表示が可能。このほか、スタンバイから映像出力まで約5秒の“スピードスタート機能”、画像位置や垂直台形ゆがみの自動補正機能を備えた“アドバンストオートセットアップ機能”などを備える。

ワイヤレスマネージャーMEを起動して、無線LAN接続可能なプロジェクターをリストアップしたところ それまで沈黙していた、手前の『TH-LB10NT』が表示をはじめた
ワイヤレスマネージャーMEを起動して、無線LAN接続可能なプロジェクターをリストアップしたところそれまでは沈黙を続けていた、手前の『TH-LB10NT』が表示をはじめた

TH-LB10NTの特徴である最大4台のパソコン画面表示機能“マルチライブモード”は、画面を4分割して均等サイズで表示する“4画面スタイル”(1画面あたりの表示解像度は512×384ドット、そのうち1つを全画面表示に切り替え可能)と、4つの画面を縮小したサムネール画面を下に並べ、そこから選択した1つの画面をより大きなメイン画面に表示する“インデックススタイル”の2タイプがある。これは、“4画面スタイル”が表示しているパソコンの操作によって全画面表示へと自由に切り替えられるのに対し、“インデックススタイル”ではTH-LB10NTのリモコン操作でのみメイン画面に表示するパソコンを切り替えられるという違いがある。そのため、“4画面スタイル”は参加・討論型ミーティングに、“インデックススタイル”は司会者が発言者を決定するタイプの会議・プレゼンテーションに使ってほしい、と同社では説明している。

なお、4つの画面を縮小表示する際の負荷をパソコンとプロジェクターで分散するため、4画面スタイル/インデックススタイルで、それぞれの表示解像度に合わせた画面イメージの縮小をパソコン側で行なう、独自の“ワイヤレス負荷分散技術”を採用している。また、画像送信にはAES暗号化(128bit長)も行ない、セキュリティーに配慮した設計になっているという。

インデックススタイルをデモンストレーションしているところ 4画面スタイルのデモンストレーション
サムネールとメイン画面を組み合わせたインデックススタイルをデモンストレーションしているところ4画面スタイルのデモンストレーション。名前はワイヤレスマネージャーMEで入力する。欧文と数字のみ入力可能で最大8文字まで

入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)/ビデオ(コンポジット/S-Video)/ステレオ音声、出力はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)で、外部制御用にシリアル端子を備える。本体サイズと重量は、幅297×奥行き210×高さ65mm/2.2kg。

『TH-LB10NT』の前面
『TH-LB10NT』の前面

専用通信ソフト“ワイヤレスマネージャーME”の対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。動作環境は、CPUがPentium III以上(Celeron-800MHz以上を推奨)、メモリー64MB以上(Windows 2000/XPでは128MB以上)、HDD 44MB以上。

カテゴリートップへ

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART